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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2021/02/05 |
JAN | 9784023319301 |
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商品レビュー
4.5
9件のお客様レビュー
東日本大震災の翌日に被災地入りし、その後南三陸町に駐在しコラムとして1年間被災地の現状を発信続けた「南三陸日記」は素晴らしい作品でした!涙腺緩みっぱなしで…でもただ悲しく切ないだけでなく、被災した皆さんの生きる強さや人々の絆を描いた感動作でもありました。 もうひとつの「南三陸日...
東日本大震災の翌日に被災地入りし、その後南三陸町に駐在しコラムとして1年間被災地の現状を発信続けた「南三陸日記」は素晴らしい作品でした!涙腺緩みっぱなしで…でもただ悲しく切ないだけでなく、被災した皆さんの生きる強さや人々の絆を描いた感動作でもありました。 もうひとつの「南三陸日記」とあるように、その頃、筆者がどんなことを感じ、どう行動したのかを、筆者の言葉で回想し綴ったこの作品もまた素晴らしいです。ジャーナリストとして被災地の現状をそのまま伝えたいと思いはあっても、それは被災した人々を苦しめることになり得ないか…日々葛藤し、自身も体調を崩され苦しい思いをされたこともあったことも赤裸々に描かれています。「南三陸日記」とリンクしている場面も結構あります。 心に残ったのは、筆者と同時期に被災地の取材を通して交流のあった、巻頭に記された「渡辺龍に捧ぐ」の、渡辺龍氏が最期に撮影した写真、「未来へ 笑顔の5歳」…復興工事の進む被災地を、園児二人がまるでスキップするかのように楽しげに手をつないで…本当にいい笑顔なんです!!ジャーナリズムの本懐ってこういう作品を世に知らしめることなんだと、私は感じました。この写真、この作品にカラーで掲載されているので多くの方にこの写真だけでも見てもらいたいなぁ~そう思わずにいられませんでした。
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東日本大震災から10年。当時、著者は新聞記者として南三陸町に約一年住みながら記事やコラムを世に送り出した。本書は著者の取材体験を綴ったもの。 すでに出版された他の作品と同様に、そこに生きる(生きた)それぞれの人に焦点を当てた文章は心に沁みる。 また現地を駆けずり回る報道記者たちの...
東日本大震災から10年。当時、著者は新聞記者として南三陸町に約一年住みながら記事やコラムを世に送り出した。本書は著者の取材体験を綴ったもの。 すでに出版された他の作品と同様に、そこに生きる(生きた)それぞれの人に焦点を当てた文章は心に沁みる。 また現地を駆けずり回る報道記者たちの連帯や、悲惨な災害を取材することの戸惑いや葛藤、ジャーナリズムのあり方にも話は及ぶ。 涙なくして読めないが、読んで泣いて忘れてしまってはいけない、と思った。
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ダメだってこんなの。 号泣してしまった。 #白い土地 を読んで、気になっていた著者。新聞記者でありながら事実を淡々と 伝えるだけではなく、現地に駐在し現地の人々に寄り添い、人の心の襞にまで入り込む取材を続けた著者の、第一級の書籍である。 16000人と言う死者の数に比べれば、...
ダメだってこんなの。 号泣してしまった。 #白い土地 を読んで、気になっていた著者。新聞記者でありながら事実を淡々と 伝えるだけではなく、現地に駐在し現地の人々に寄り添い、人の心の襞にまで入り込む取材を続けた著者の、第一級の書籍である。 16000人と言う死者の数に比べれば、ほんの一握りかもしれない。ただ取り上げた人物、背景、 寄り添う心にはかなり心を動かされた。 短期で取材をしヒットアンドアウェイで戻るのではなく、現地に住み長期的に取材をする姿勢は大いに賛同できる すごいの一言。言葉を扱うプロフェッショナルという枠を超えて、事実+α、人の心を伝えることができる言論人として尊敬する。
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