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懐かしい未来 増補改訂版 ラダックから学ぶ ヤマケイ文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 山と渓谷社 |
| 発売年月日 | 2021/02/03 |
| JAN | 9784635049047 |
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懐かしい未来 増補改訂版
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商品レビュー
4.9
8件のお客様レビュー
ラダックに魅せられ1975年から滞在する筆者が感じた現地の変化や心情が書かれた一冊。 時間をかけるかお金をかけるか、どちらを選ぶかが今問われています。 昔のラダックでは時間を使い、農的な暮らしを行っており、ゆとりある考えが拡がっていました。 ·「倹約」はケチではなく、限られた資...
ラダックに魅せられ1975年から滞在する筆者が感じた現地の変化や心情が書かれた一冊。 時間をかけるかお金をかけるか、どちらを選ぶかが今問われています。 昔のラダックでは時間を使い、農的な暮らしを行っており、ゆとりある考えが拡がっていました。 ·「倹約」はケチではなく、限られた資源を注意深く利用すること。 ·下流の人を考え、灌漑用でない川では洗濯をしないこと。 ·老若男女差別はなく、出来る人が出来ることを行い、例え自分の子供ではなくとも村の子供として大切に扱われること。 ·「空」の哲学というものがあり、自分ひとりでは自分が成り立たないという考えがある。そのため、あらゆる物を大切に扱い、古き良き日本と似た考えを持ち合わせていること。 しかし、西洋の文化が急速に入るとラダックに変化が訪れてしまい、西洋人は彼らを貧しいと感じ、若者たちは劣等感に襲われました。 表面上(良い所)しか見えないため、限界や欠点を感じず、孤独やストレスを想像出来ないため、西洋文化が輝かしく感じてしまいます。 現代の田舎と都会の軋轢を大きくした感じでしょうか。 土地に頼ってた頃は自分は自分であったのに、お金に頼るようになり見えない支配者が現れ、格差が生まれる。 お金は個人にとっては善にも悪にもなりえますが、文化や伝統にとっては悪だと感じました。 そういった背景もあり、草の根活動が徐々に始まってきており、今現在も続いています。 急速に入ることが問題であって、西洋文化も全部が全部悪ではありません。 これはラダックだけの問題ではなく、ラダックを例にした世界的な問題と改めて痛感しました。 自分が自分であるために。田舎が田舎であるために。その勇気をもらいました。
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とても良い本だった。 日本を当てはめても、まさにこのとおりかと。 マスコミを始め、すべてが商業ベースで動いている今の世の中には疑問を感じています。 作者の実体験をもとに説得力のある内容でした。資本主義のシステムそのものを変えていかなければいけないと、改めて思いました。
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今から20年近く前、とある東北の市では市政の効果を図るのにb/c(benefit by cost)という指標を設けて、金銭に換算できない価値も何とか換算して効果を測るという無駄なことをしていた。 今思えば、馬鹿なことだと思うけど、GDPを幸福の指標としていることも、同じくらい馬鹿...
今から20年近く前、とある東北の市では市政の効果を図るのにb/c(benefit by cost)という指標を設けて、金銭に換算できない価値も何とか換算して効果を測るという無駄なことをしていた。 今思えば、馬鹿なことだと思うけど、GDPを幸福の指標としていることも、同じくらい馬鹿なことだと思う。 近代化以前の幸せなラダックの暮らしは、かつての日本にも見られたものだろう。 私の大好きな本「逝きし世の面影」に描かれた、外国人の目から見たかつての日本人も生きる喜びに溢れていたと思う。 今の私に何ができるのか、無力だなあと感じるけれど、受け身の姿勢で単なる消費者でいるのではなく、少しだけでも何かを作れる自分でありたいし、お金ばかりに頼らない暮らしを目指したい。 それにしても、こんなにも地球から収奪して暮らしていて恐ろしい。 人新生っていうけれど、道やダム、発電所や工場、果ては種まで、すべてを人工的な均質なものに置き換え、資本主義の網の目に組み込もうとする。 いつのまにか、誰もがこのシステムに組み込まれ、知らないうちに地球から収奪している。 記号にしか過ぎないお金を増やすことだけが目的になってしまっている。 もっといい在り方があるはず。
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