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キッシンジャー回想録 中国(上) 岩波現代文庫
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キッシンジャー回想録 中国(上) 岩波現代文庫

ヘンリ・アルフレッド・キッシンジャー(著者), 塚越敏彦(訳者), 松下文男(訳者), 横山司(訳者), 岩瀬彰(訳者), 中川潔(訳者)

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キッシンジャー回想録 中国(上) 岩波現代文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2021/01/18
JAN 9784006033231

キッシンジャー回想録 中国(上)

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2021/02/23

「キッシンジャー回想録」というタイトルを見て本を開いた人は、突如中国の歴史を振り返り始める著者に驚くかもしれない。私もその1人である。 回想録に入る前の事前知識として書かれているのか?と思いながら読み進み、ついに、上巻の大部分が清朝末期から第二次世界大戦後にかけての中国の西洋との...

「キッシンジャー回想録」というタイトルを見て本を開いた人は、突如中国の歴史を振り返り始める著者に驚くかもしれない。私もその1人である。 回想録に入る前の事前知識として書かれているのか?と思いながら読み進み、ついに、上巻の大部分が清朝末期から第二次世界大戦後にかけての中国の西洋との交流について書かれていることに気づき、愕然としてしまった。 なので、純粋にキッシンジャー時代の米中外交を読みたい人は、上下巻のうち4割近くは割愛して読むといいかもしれない。 それではその中国近現代史の解説(というかもはや論文)がつまらないかというと、そうではないのが著者のすごいところ。 さすが、国務長官でありながら学者でもあるキッシンジャーである。 中国が4000年前から持っていた「世界に優越する」という自画像が、西欧諸国との出会いによって揺さぶられながらも辛くも生き延びたという筆者の主張はとても興味深い。「屈辱の1世紀」という言葉から思い描かれるのは、中国の自信が砕け落ちる様だったから。そんな中でも生き延びたMiddle Kingdomという自画像と孫子の教えが、毛沢東時代にも国際政治の中で活用されていたということを、筆者は緻密なケーススタディを通じて主張している。 そしてようやく、第8章になって筆者が登場する。

Posted by ブクログ

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