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ホテルメドゥーサ 角川文庫
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ホテルメドゥーサ 角川文庫

尾崎英子(著者)

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ホテルメドゥーサ 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2020/12/24
JAN 9784041096147

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ホテルメドゥーサ

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商品レビュー

3.5

13件のお客様レビュー

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2024/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【こことは違う世界があると想像できる救い】 4人の日本人が、フィンランドの森にある異次元への入り口を求めて、ホテル・メドゥーサに辿り着く、ちょっとファンタジックなお話。 矢野多聞40歳。梅林希羅々25歳。燕洋一50代。 久遠典江、50歳。 読者は、4人それぞれの語りから、ホテル・メドゥーサに辿り着いた経緯を知る。そして、ホテルで巡り合った4人の交流やそこで過ごす時間は、さらに4人それぞれが、未知なる異次元に足を踏み入れるかの決定に影響を与える。 世界の相対化、 好奇心、 いろいろ考えながら、楽しく読ませていただきました。

Posted by ブクログ

2023/09/08

ファンタジーといえる物語。今も日本で人気の北欧を舞台にし、いかにも北欧の森の中でなら、あり得るのではと思わせる設定である。 ファンタジー、北欧と言ってもイメージする「かわいい」というような作品ではなく、それぞれ、人生に鬱屈したものを抱えた四人の日本人が、「今」を脱出したいと願い、...

ファンタジーといえる物語。今も日本で人気の北欧を舞台にし、いかにも北欧の森の中でなら、あり得るのではと思わせる設定である。 ファンタジー、北欧と言ってもイメージする「かわいい」というような作品ではなく、それぞれ、人生に鬱屈したものを抱えた四人の日本人が、「今」を脱出したいと願い、北欧までやってくる。 フィンランド、ホテルメドゥーサにやってくるまでの四人の老若男女の日本での人生が、ある意味、とても普通であり、それでもそこから脱出したいと感じていることが面白く感じた。

Posted by ブクログ

2022/12/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短いが結構ぎゅっと詰まった感のある小説。 ここまでの人生に何か未練をもつ男女4人が、フィンランドの森近くにある宿に集まる。その森には五次元への入り口があり、亡くなった人に会えたり、人生をやり直せたりするらしいという噂を何かで知って、集まった4人。 殺人を犯してしまったかもしれないと逃げてきた占いバーのマスター、自然な笑顔ができない20代の女性、最愛の妻を亡くして消沈する男、子育て、介護、夫の定年まで家の仕事を勤め上げてきた初老の女性。 彼らそれぞれの人生は普通にどこにでもありそうなもの。つまり普通にどこにでもありそうな人生を送っている普通の日本人(自分も含めて)は何か人生に後悔をおいてしまっているんだろう。 やり直せるなら、やり直すのか?その後悔を置いたまま軌道修正をする人生を送るのか? ラスト、4人はそれぞれの選択をしていく。決して誰も否定されず自分の意思をもって選択する4人の姿が非常に良い。自分の人生だもの、自分で選んでいきたいよねぇ。 フィンランドという設定が生かしきれてない(別にアイスランドでもニュージーランドでも波照間島でもいいような気がする)のが少々残念。あと、文庫化する際の改題はもう少し情報としてメディアに乗っけて欲しい。それらの不満は些末なもの…良いものを読ませてもらったという気持ちを持てる小説。

Posted by ブクログ

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