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深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2021/01/28 |
| JAN | 9784488405168 |

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昭和12年7月7日夜、中国北京の盧溝橋で鳴り響いた発砲音。やがて日中は戦争状態となり、昭和20年8月に無条件降伏するまで続く。 アメリカ軍との太平洋を舞台にした戦闘に比べ、中国との戦争はあまり知られていない。 中国、台湾、韓国といった東アジアの人々から見たら、当時日本という国が...
昭和12年7月7日夜、中国北京の盧溝橋で鳴り響いた発砲音。やがて日中は戦争状態となり、昭和20年8月に無条件降伏するまで続く。 アメリカ軍との太平洋を舞台にした戦闘に比べ、中国との戦争はあまり知られていない。 中国、台湾、韓国といった東アジアの人々から見たら、当時日本という国が何を考え何をしたかは、知っておくべきこと。 昭和12年に名古屋で開催された博覧会を舞台にしたミステリー。 あまり物語には馴染まない名古屋で、怪しげな“〇〇館の殺人”的カラクリ満載で、思春期の少年が主役で、なんだか小説の描写自体もノスタルジーを感じる仕掛けだ。 次作の副題「昭和24年の推理小説」に対し、本作が「昭和12年の探偵小説」とされているところからも、作者が意図的にそうしていることがわかる。 それでいて、現代の読者層に対しては昭和初期の矛盾した風潮を一考させるべく、エンディングではその描写をガラリと変えて心に残すように仕向けている。 まんまと心に残った。
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3部作の1作目。名古屋が舞台であり満州国や阿片や関東軍などひと言では表せないくらい激動の時代なので一兵たちの会話が明るかったとしても内容も事件も重い。エログロと表現されこの時代にそういうものが流行っていたとは言え、人の考えることやることはエグい。気球から降ってきた血液や犬が咥えて...
3部作の1作目。名古屋が舞台であり満州国や阿片や関東軍などひと言では表せないくらい激動の時代なので一兵たちの会話が明るかったとしても内容も事件も重い。エログロと表現されこの時代にそういうものが流行っていたとは言え、人の考えることやることはエグい。気球から降ってきた血液や犬が咥えていた足、杏と澪に起きたことなどトリックの謎解きもきちんとされ解決はされるけど、切ないような物悲しいようなこの後日本が辿る昏い歴史が更に重たくのしかかる。だけどやっぱり知識として得るものは多いし探偵くんには楽しませてもらった。
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▼辻真先さんの「たかが殺人じゃないか: 昭和24年の推理小説」を何の気なしに読み。あまりにも面白くて腰を抜かし。「これは三部作の第2作なんですよ」ということを知って、「第1作」を読んでみました。登場人物が繋がっていて滋味深い。…ですが、ツマラナイ、と言うことも無いですが、「たかが...
▼辻真先さんの「たかが殺人じゃないか: 昭和24年の推理小説」を何の気なしに読み。あまりにも面白くて腰を抜かし。「これは三部作の第2作なんですよ」ということを知って、「第1作」を読んでみました。登場人物が繋がっていて滋味深い。…ですが、ツマラナイ、と言うことも無いですが、「たかが殺人じゃないか」に比べると‥‥でした。 ▼「たかが…」と同じ名探偵(10年くらい前の話なので、「深夜の博覧会」では少年探偵)が、ちょっと江戸川乱歩風の猟奇的な殺人事件の真相を突き止めることは同じです。ほかに重要なキャラクターも少なくとも1名は同じなので、そこンところは面白い。 ▼何が面白くなかったかと言うと、このお話のキモは、昭和14年に実際に名古屋で開かれた博覧会。そして(以下フィクションですが)その会場の中?隣?で、大金持ちさんが実に個人的で悪趣味?なパビリオンを作った、ということなんです。なんですが…つまり、目で見ればいっぱつで分かる「展示物」を延々と説明する描写が長い…しかもそれが非常に個性的で独特なものばかりなので、流石に分かりにくい…。 ▼そういったあたりを全部排除して考えると、それなりには面白かったのですが。ただまあちょっとだけ、悲惨?残酷風味みたいなものが強すぎた気もします・・・。
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