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餅と日本人 「餅正月」と「餅なし正月」の民俗文化論 読みなおす日本史
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 吉川弘文館 |
発売年月日 | 2020/12/17 |
JAN | 9784642071321 |
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餅と日本人
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「餅正月」と「餅なし正月」という、関東から中部(長野県)にかけてみられる正月の食文化に注目している。 「餅なし正月」というのは三が日を餅を食べずに過ごす習慣のことで、坪井洋文が畑作文化との関係性に着目して論じたものらしい。 あとがきによれば、モチ種の栽培限界にあたる日本列島で、さ...
「餅正月」と「餅なし正月」という、関東から中部(長野県)にかけてみられる正月の食文化に注目している。 「餅なし正月」というのは三が日を餅を食べずに過ごす習慣のことで、坪井洋文が畑作文化との関係性に着目して論じたものらしい。 あとがきによれば、モチ種の栽培限界にあたる日本列島で、さまざまに工夫して発展してきたのが餅文化なのだそうだ。モチ米の代替となる雑穀や芋類の活用などにも注目することで、日本の餅文化が理解できるようだ。 大学の頃正月のお節や雑煮について雑談した際に、群馬県の元養蚕農家の子が、餅を繭玉に見立てて枝にたくさん付けて飾り、小正月にどんど焼きの火にくべると言っていたのを思い出した。また、栃木県の子は農家だったが正月に挨拶に来る客の立場に合わせて餅入りの雑煮とそばを選択して提供していたという話をしていた。 確かそばは身内に出していたと話していた気がする。その子の家は三が日に本来「餅なし正月」的な習慣があったのかもしれないとこの本を読んで初めて気づいた。 日本列島の伝統的な食文化は本当に多彩だと思う。
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江戸時代末期~明治の「浜浅葉日記」(小地主の3代にわたる日記)によると、1年の1/3以上の日に餅が登場しているそうだ。 家族で食すのは少なく、もてなしや贈答用に多く用いていて、以下のような関係であったとのこと。 上位⇔中位(浜浅葉家)⇒下位 ↓↑ 同列...
江戸時代末期~明治の「浜浅葉日記」(小地主の3代にわたる日記)によると、1年の1/3以上の日に餅が登場しているそうだ。 家族で食すのは少なく、もてなしや贈答用に多く用いていて、以下のような関係であったとのこと。 上位⇔中位(浜浅葉家)⇒下位 ↓↑ 同列 下位には、あげるばかりで、上位・同列の場合は相互にイベントのタイミングで贈答用に用いられたんだって。 https://seisenudoku.seesaa.net/article/480011281.html
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図書館所蔵情報は以下をクリック↓ https://lib1.tamagawa.ac.jp/library?func=function.opacsch.toshoshozodsp&view=view.opacsch.newschdsp&shoshisbt=1&...
図書館所蔵情報は以下をクリック↓ https://lib1.tamagawa.ac.jp/library?func=function.opacsch.toshoshozodsp&view=view.opacsch.newschdsp&shoshisbt=1&shoshino=1000251394&historyno=0&sParam=cuelibsch,/xapi/ice/,opcshoshi,in25shupannen,20,1,TEXT&sPinfo=in00shoshino,in14shoshisbt&sQuery=(,dr00keyword,MATCH,E9A485E381A8E697A5E69CACE4BABA)&sSort=in25shupannen&sCurrentRow=1
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