新教養2021 ポストコロナの世界の潮流 PRESIDENT MOOK

プレジデント社(編者)

• 販売会社／発売会社: プレジデント社
• 発売年月日: 2020/12/18
• JAN: 9784833479554

商品レビュー

2021/03/08

よく言えば百花繚乱、悪く言えばごった煮感がある。

以前まであった教養部の延長線での視点で考えると、カリキュラムというか、講義要項をまとめた様な本と考えれば良い。

よって、どれを選択し、どう活用するかは、本人次第、
コンパクトにまとまっているので、上手く使えば良い。

ただし、この手の本は、ムックは、文系の人が書いている。
自然科学史とか博物館とかそういう方面はあんまり出てこない。
理系の方面も書いて欲しいね。

ところで、７８ページで、
なぜ「印象派が好き」
と言ってはいけないのか
と言う見出しに引っかかった。
印象派だってマネから始めると、
結構知っていなければいけない。
１２ページの西洋絵画の代表作にだって、
印象派は出てくる。

このオッサン何言ってるの、
と思った。

少ない字数と欧米のビジネスパーソンに限定してるので
紋切り型でもやむを得ないか？

何者と思って調べてみると、つーさんの本棚にもこの人の名前があった。

気の毒な事に、木村泰司さん昨年9月13日に亡くなっている。
以下のホームページに紹介されていた。
このHPは、2021年3月10日まで。

http://taijikimura.com/web/

2021/01/06

教養について色々な人が述べた本。
平たく言うと幅広く学べと。
中には西洋の音楽や美術を学ぶのは西洋エリートの常識だ、とか言われていて迎合感がすごい方も。
人が多すぎて切り口が様々。その結果、当然のことながら話はまとまらない。
幅広く人の意見を見るための本ですね。今回の自分の意図と違ったので低評価となっています。