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ブランディングデザインの教科書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | パイインターナショナル |
発売年月日 | 2020/12/11 |
JAN | 9784756252524 |
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商品レビュー
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従来のパッケージ、ロゴ、広告グラフフィックなどの狭義のデザインを超え、ミッションやパーパスなどの経営方針から実際の製品やサービスも含めて、他社との差異化(ブランディング)を考え、顧客コミュニケーションをデザインする、ブランディングデザインという考え方を紹介した本。 ブランドの語...
従来のパッケージ、ロゴ、広告グラフフィックなどの狭義のデザインを超え、ミッションやパーパスなどの経営方針から実際の製品やサービスも含めて、他社との差異化(ブランディング)を考え、顧客コミュニケーションをデザインする、ブランディングデザインという考え方を紹介した本。 ブランドの語源は焼印を押すこと(例えば家畜の牛の一頭一頭に押し他家の牛と区別するなど)、つまり差異化をすること。またブランディングは、マーケティングと違い、売ることを目的にするのではなく、伝えること、顧客間伝達を生み出すことと定義されています。 brandingの構成要素は、MCC(Mangement, Contents, Communication)であり、それぞれ具体的には、M=戦略、ミッション、パーパス等、C=製品、サービス等、C=ロゴ、パッケージ、web、広告など。 ブランディングの成功の前提条件は、1.トップの熱い思い、2.良いモノ(サービス)、3.コミュニケーションチームの3つである。 その上で、各レベルでの統合されたブランディングディレクションとデザインディレクションが重要となる。その考え方として、か(考え方、構想等)、かた(ルール、法則性等)、かたち(モノ、グラフィック等)のうち、かたで説明される。か=赤いものであれば、かたち=リンゴもポストも正解になる。かた=丸くて、食べられるものをいれると、かたち=リンゴとなる。こういうかたをデザインやブランドディレクションに入れ込むことが統一性のあるMCCピラミッドが出来上がり、差異化されたブランディングが成功する。 マネージメント上の差異化は持続性が長く、コミュニケーションレベルでの差異化は伝言ゲームが早い(わかりやすいため)。 実際にMCCを完成させていくステップとして、フォーカスRPCDを提唱している。フォーカスが頭強調されているのは、有限のリソースを効果的に投下するために、やらないことを決めることが早く差異化を実現するのに重要であるからである。著者がブランディングデザインの会社を立ち上げたときは、ブランディング以外の仕事はやらないと決めた。そのため、事業が苦しいときはあったが、ブランディングの経験事例が短期間で増え、ブランディング力がついた。R=Research:同じ会社でも立場で会社の特徴や強みの見え方が違うため、みんなでやること。P=Planning:自社のPositioningとCapabilityを考えること。C=Concept:ブランドコンセプトを決める。ブランドコンセプトとは、判断基準である。D=Design:デザインは言葉ではなく直接的な表現である。 実際に著者がブランディングに携わった山形緞通さんのブランディングが紹介されている。山形緞通は老舗の高級国産絨毯メーカーであったが、絨毯関係の市場変化で売り上げが低迷し、会社存続の危機であった。従来のBtoBからBtoCへのシフトを試みていたが、古典柄を中心とした販売戦略はうまくいっていなかった。実際にブランディングデザインの方法を試し、「足もとからのおもてなし」をコンセプトとし、間口を広げるため、古典とデザイナーラインの間に糸から一貫生産の強みを活かし色のグラデーションが豊かな現代ラインやモダンテイストの新古典ラインを増やしたり、古典のランナップを縮小したり、中間価格帯の製品開発や、ロゴや広告の見直しを行い、新しい山形緞通さんのブランドを確立した。とても、リアリティのある実例で、西澤さんのブランディングが良くわかる事例が紹介されています。 とっても、面白くそしてわかりやすい内容(実践は難しいかもしれませんが)で、実際に今働いているグループのブランディングをこの本を参考にやってみたいと思いました。他との差異化を目指している方にお勧めしたい一冊です。
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ブランディングの基礎基本がわかり、マーケティング至上主義に一石を投じる1冊。読んだら、自社のブランドにもっと愛着が湧いてきました。
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整理としてはよく分かった、ような気持ちになりました。 デザインは単にカタチを表すものではない。 もっと根っこの概念を表すためのもの。 ブランドとマーケティングは違う、という主張だったような。
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