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ヴェーバー入門 理解社会学の射程 ちくま新書1535
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2020/12/09 |
| JAN | 9784480073600 |
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ヴェーバー入門
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ヴェーバー入門
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神を読む準備として読もうと思ったが、それよりもヴェーバーの著作全体についての話だった。
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【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC0428702X
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近年は各社から新書のヴェーバー入門が刊行されており、もっとも近いものでは今野元の『マックス・ヴェーバー―主体的人間の悲喜劇』(2020年、岩波新書)と野口雅弘『マックス・ウェーバー―近代と格闘した思想家』(2020年、中公新書)がありますが、この両著作はヴェーバーの生涯をたどりな...
近年は各社から新書のヴェーバー入門が刊行されており、もっとも近いものでは今野元の『マックス・ヴェーバー―主体的人間の悲喜劇』(2020年、岩波新書)と野口雅弘『マックス・ウェーバー―近代と格闘した思想家』(2020年、中公新書)がありますが、この両著作はヴェーバーの生涯をたどりながらその思想を紹介している評伝です。それに対して本書は、ヴェーバーの仕事の中核をなす「理解社会学」とはなんだったのかということを掘り下げ、その枠組みにしたがって主著『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』や宗教社会学にかんする著作を見なおす試みがなされています。 ヴェーバー独自の社会学方法論が提示された論文「ロッシャーとクニース」は、他の入門書でも言及されることがありますが、本書ではあらゆる現象がなにかの実体から流れ出すように生起するという「流出論」の発想に対する批判という点に焦点をあてて、「国民性」や「人格」をそのような意味での実体として措定する社会学の立場をヴェーバーが乗り越えていったことを明らかにします。そのうえで、動機の理解とその動機から発した行為について循環的に理解を進めていくことがヴェーバーの理解社会学の方法論をかたちづくっていると論じられます。 こうしたヴェーバーの理解社会学についての解釈にもとづいて、著者は従来の「方法論的個人主義」の解釈にもとづく「近代主義者」としてのヴェーバー像をしりぞけます。『プロ倫』の解釈においても、ピューリタンが資本主義の担い手になったという資本主義の起源についての考察だったのではなく、経済的に興隆しつつあった中産階級がピューリタニズムを受け入れたということを、資本主義的営利への動機と禁欲的な宗教倫理との相互促進的な関係に着目することで解き明かす試みだったという解釈が示されています。 本書がタイトルの示す通りの入門書であるかどうかはともかくとして、著者の解釈は刺激的であり、興味深く読みました。
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