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北条五代(下)
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2020/12/07 |
| JAN | 9784022517388 |
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北条五代(下)
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商品レビュー
4.1
18件のお客様レビュー
『北条五代』(上) 火坂雅志 『北条五代』(下) 伊東潤 戦国時代とはよく言ったものだ。 あの時代の領主は本当にこれ程戦いに明け暮れていたのだろうか。小田原北条氏が伊豆地方を根城に相模、武蔵、上野と関東制覇を目指した顛末である。 初代北条早雲(伊勢宗瑞)から氏綱・氏康・...
『北条五代』(上) 火坂雅志 『北条五代』(下) 伊東潤 戦国時代とはよく言ったものだ。 あの時代の領主は本当にこれ程戦いに明け暮れていたのだろうか。小田原北条氏が伊豆地方を根城に相模、武蔵、上野と関東制覇を目指した顛末である。 初代北条早雲(伊勢宗瑞)から氏綱・氏康・氏政・氏直と5代100年間、最初から最後まで戦いの連続だ。 領土攻略・拡大、失地奪還・防御、同盟・連合、 破約・裏切り、諜報合戦や政略結婚・・・。 前半は平板な抗争の描写が多い。 当主は常に理念か存続かで葛藤する。 北条家の家是”碌壽應穏“や統治哲学を支えに血生臭さい現実と大義の間で懊悩する。 信長の“天下布武”の登場に視線のレベルの違いに度肝を抜かれる。最後は秀吉の戦略に沿って北条家は統一軍に囲まれ全面降伏。領地を召し上げられ氏政(4代目)と氏照(弟)が切腹、北条家は200万石が1万石となり、氏直は罪一等減じられ命脈を継なぐ。 第一部(上)を火坂雅志が書き、彼の急逝で衣鉢を継いだ伊東潤が第二部(下)を書いた。 人間の内面描写よりも政争や領土争奪の大河小説だ。 5代続いた当主各々を皆まとめて“北条家”という1人の戦国武将に擬して語られているようだ。 伊東は領国経営では経済的基盤が重要で商業貿易による貨幣集積の意義を強調する。また勝者を領地争奪にせき立てる恩賞地不足などの見方にも冷静な時代認識を感じさせる。 鎌倉時代の源氏を継ぐ北条とはまったく違う北条家(後北条)が室町幕府の山内・扇谷上杉を押し退け、隣接する駿河徳川や甲斐武田・越後上杉との抗争関係のなかで関東制覇に血道をあげる。 学校で学び読み物で知る織田や豊臣や徳川の全国統一の華やかな歴史の陰に隠れた、あまり知られていない東国関東の徳川前史である。 織田や豊臣の時代到来で戦いの次元が様変わりし戦慄と絶望を誘う。 「氏政が天を仰ぐ。早雲様以来善政を布いてきたわれらへの仕打ちがこれなのか。」 時代転換は指導者の対応力を超えて残酷に迫る。 巧妙で無節操に立ち回る真田昌幸も象徴的だ。 関東の地域紛争が全国レベルの近代総力戦に一気に変わる、その落差対応がこの物語の見せ場である。 時流は領国経営に徳性よりも合理性を求める。 北条家の善政は残り、旧臣は家康の関東入部に仕官し優れた仕組みを継承する。せめてもの慰みである。 そして、徳川260年が始まる。 上に立つものの時代認識と組織経営の在り方に教訓豊かなものがある。時代は違っても、競争が激しい企業社会と同じく、この物語は人間社会の縮図で寓話とも読める。
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北条主人公の作品は初めてで、上杉、武田、徳川との駆け引き、最後は秀吉に降伏するまでのやり取りは物語として楽しめた。関東をほぼ制圧し200万石の大名が、最後は戦らしいものもなく、政治で負け、孤立してあっけなく滅ぶのは何となく切ない
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とても面白かった。二人とも好きな作家で、同じ作品を通して読み比べできるのも、なかなか無いので、そういったところも特別なおもしろさの一つだったと思う。伊東氏のパートになって、始めのところは、火坂氏に寄せた書き方から、最後の方は伊東氏色そのものの書き方になっていたと思うが、二人の共作...
とても面白かった。二人とも好きな作家で、同じ作品を通して読み比べできるのも、なかなか無いので、そういったところも特別なおもしろさの一つだったと思う。伊東氏のパートになって、始めのところは、火坂氏に寄せた書き方から、最後の方は伊東氏色そのものの書き方になっていたと思うが、二人の共作として、見事に完成させたと思う。改めて、火坂氏の早逝は残念だったと思った。
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