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「首都感染」後の日本 宝島社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2020/12/01 |
JAN | 9784299012012 |
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「首都感染」後の日本
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
コロナ禍において、『感染列島』を書いた作者がどうするかを綴ったもの。 当然、下調べして書いてるだけあり、その言説はさすがに説得力があった。
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緊急事態宣言が1月7日に発布され、東京・神奈川・千葉・埼玉の4都県に出た。 そして1月13日、さらに大阪・京都・兵庫・愛知・岐阜・福岡・栃木にも出た。 要するに年末年始の人の移動と集まり、GoToトラベルの停止の判断の遅さによって引き起こされた。 その頃に感染した人たちが現在の感...
緊急事態宣言が1月7日に発布され、東京・神奈川・千葉・埼玉の4都県に出た。 そして1月13日、さらに大阪・京都・兵庫・愛知・岐阜・福岡・栃木にも出た。 要するに年末年始の人の移動と集まり、GoToトラベルの停止の判断の遅さによって引き起こされた。 その頃に感染した人たちが現在の感染者として認知される。その傾向はあと数日は続くだろう。 そこから緩やかになるのか、減少するのかというのが、緊急事態宣言の実行によって、今後の成り行きとなる。 世界ではワクチンの接種が始まりそれがどのような状況を作るのかまだわからないが、さらに急激に増加すると言う事は抑えられるかもしれない。 その上で日本は2月末にワクチンの接種が始まる。非常にのんびりした日本の状況である。世界では、ワクチンは昨年から始まっている。2ケ月の遅れは大きい。 コロナの新たなワクチンの登場のフェーズを迎える。それは、本質的な解決にならず対応策にすぎない。コロナ感染症の治療薬が必要である。そうでなければ、完全に解決しない。 まぁ。集団免疫という概念もあるが。 さてそんな中で、コロナ感染は2021年は引き続き残存すると思われる。 それだけの長い感染期間を経ることによって人々の意識は大きく変わっていく。 しかし、コロナの後のライフスタイルや働き方はどのようになっていくだろうかと言う事を見据える必要がある。 コロナウイルスの感染は、人口の過密のところで流行することがよくわかった。 東京一極集中のあり方を考え直す時期かもしれない。 さらに地震・津波・感染症と言うものが将来にも起こることが予想される。 それに対してどう立ち向かうか。備えるかが問われることになる。 この本は、地震・津波・感染症について警鐘を鳴らす。 予想されることに対して現実を見据えることの重要性と備えることの重要性を強調する。 東京直下型地震、南海トラフ地震が起こった場合、千葉・東京・神奈川に大津波が来た場合、そんな中でウィルス感染症が流行った場合、その3つがいちどに来た場合にどうするのかと言うのも想定する必要があるだろう。日本列島という海に囲まれ地震多発する現実をきちんと受け入れる必要がある。「恐るな、しかし侮るな」という。関東大震災、阪神大震災、東日本大震災及び福島原発のメルトダウンを経験してもっとしっかりと考える必要があることが明確である。 東京一極集中をなくすことの必要性と道州制について縷縷と説明する。 首都移転先は、沖縄から北海道の中心点である「岡山県吉備高原」がいいという。 地震においては、「最初の一撃」から逃れることと、その後の火災の被害が多いことを指摘する。 ITの後進性、それに政府の場当たり的な対応、長期ビジョンのなさなど、予想される危機に対応することを何よりも求められる。「首都感染」を読んで、今日のコロナ感染症のような予測がされていたが、長期的予測の上にあったことを改めて、感じた。日本を抜本的に変革することが求められている。
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まずは自分の中の危機意識喚起のために読みました。 『首都感染』で著者の存在を知りました。 道州制導入や首都移転について、なるほどと思いました。 もっとリアルに自分の中にイメージするために、『首都崩壊』『M8』『TSUNAMI』も読もうと思います。
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