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クローゼット 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2020/11/30 |
JAN | 9784101203829 |
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クローゼット
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商品レビュー
3.8
103件のお客様レビュー
服って自分に合うか自分が着れるものかでしか考えたことなかったけど 自分が着たいものを自由に着るって素敵なことなのかもしれない いつの時代も性から逸脱すると忌み嫌われる それは根強く残る負の連鎖なのかもしれない それらを解放させるものの一つの手段として服があるとしたら 服には無限の...
服って自分に合うか自分が着れるものかでしか考えたことなかったけど 自分が着たいものを自由に着るって素敵なことなのかもしれない いつの時代も性から逸脱すると忌み嫌われる それは根強く残る負の連鎖なのかもしれない それらを解放させるものの一つの手段として服があるとしたら 服には無限の可能性があるんだなと思った
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十七世紀から現代までの、一万点以上もの大量の服たちが眠っている服飾美術館で、洋服補修士として働く纏子は、一般の人たちが見ることはできない閉じられた場所で、繊細な衣服と日々向かい合っている。 纏子は幼い頃の事件によって、男性恐怖症を抱えている。 デパートでの展示をきっかけに店員の芳...
十七世紀から現代までの、一万点以上もの大量の服たちが眠っている服飾美術館で、洋服補修士として働く纏子は、一般の人たちが見ることはできない閉じられた場所で、繊細な衣服と日々向かい合っている。 纏子は幼い頃の事件によって、男性恐怖症を抱えている。 デパートでの展示をきっかけに店員の芳と知り合うのだが、男性だけど女性服が好きな芳も幼い頃他人に傷つけられた過去がある。 館長の青柳さんにもらった名刺がきっかけで、真四角の白い建物『青柳服飾美術館』を訪れた芳はそこでボランティアとして働き始め、纏子や学芸員の晶たちと関わりを持つうちに、纏子と芳が繋がっていたであろう遠い昔の記憶がだんだんと明らかになっていく。 洋服と同じように、傷ついた心も修復するような優しい物語だった。 ファッションは二十年以上経つと『時代』になるそうです。 コルセットのような補正下着で身体を変化させて洋服を身につけていたり、昔は靴の左右がなかったなんてはじめて知りました。 男性がレースやフリルのついた服を着ていた時代もあって、服に対する固定観念は無くすべきなのだなと思います。 ファッションの歴史に触れ、その時代を垣間見ることができて、とても楽しかったです。
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最初の文章を見た時これは女の子の話なんだと思った自分はまだまだ固定概念に縛られているんだと少しショックだった。 読んでいくうちに作品に入り込んでしまうように登場人物に感情移入をしてしまう。 そして、自分もハッとさせられる言葉の数々。
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