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シンデレラ 自由をよぶひと
定価 ¥2,200
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2020/11/26 |
JAN | 9784309208107 |
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シンデレラ
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シンデレラ
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
シンデレラをもとにしたアナザーストーリーの絵本。王子様と結ばれて幸せになるのではなく、登場人物それぞれが自分のアイデンティティを追求して、自らの手で幸せをつかむ。 本が薄いわりに字が細かいが、影絵のようなイラストもかわいい。
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シンデレラが「灰かぶり」という意味なのは、聞いたことがあった。いつも煤だらけだから、シンデル(木炭)が名前に付けられた、という冒頭は、「ふぅん、まぁ聞いたことはあるな」と思ってたけど、そこから転じて最後に「本当の名前は・・・」とくる展開は、「おぉ、なるほど」と思ったね。誰でも知っ...
シンデレラが「灰かぶり」という意味なのは、聞いたことがあった。いつも煤だらけだから、シンデル(木炭)が名前に付けられた、という冒頭は、「ふぅん、まぁ聞いたことはあるな」と思ってたけど、そこから転じて最後に「本当の名前は・・・」とくる展開は、「おぉ、なるほど」と思ったね。誰でも知っているお伽噺にマンスプレイニングで有名な作家が、女性の権利論のテイストを混ぜた、というと構えるところがないとはいわない。まぁ、アラフィフのおじさんとしてはね。なんかキツイこと言われるのかなぁ、と。絵本なんだけど、文字は細かいしね。読み進めていくとお伽噺からファンタジックな要素を削った、くらいな印象かな。魔法使いも、ガラスの靴もねずみとかの動物が変身した御者も出てくるんだけどさ。削られているのは、シンデレラは王子様と結婚して幸せにくらしましたとさ、という部分。二人ともまだそんな年じゃないんだから、とそれぞれの人生を歩んでいく。謳歌しているといってもいい。人生って、そういうものだよね、と。そのあたり、地に足のついた物語という気がした。劇的に感動したかとか面白かったか、というと、それはまた別の話なんだけどね。
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絵本というカテゴリーかもしれない。 「他の人と比べても見つかる幸せではなく、他の人に幸せにしてもらうのではなく、自分で幸せをつかむ、自由で独立したシンデレラ。」 お姫様になることが幸せとは限らない。シンデレラにも好きなことがある。それぞれの幸せは自分で見つける。王子様だって、お...
絵本というカテゴリーかもしれない。 「他の人と比べても見つかる幸せではなく、他の人に幸せにしてもらうのではなく、自分で幸せをつかむ、自由で独立したシンデレラ。」 お姫様になることが幸せとは限らない。シンデレラにも好きなことがある。それぞれの幸せは自分で見つける。王子様だって、お城での生活は窮屈かもしれない。そんな当たり前のことを気づかせてくれる。 残念ながら日本ではこういう発想を持つことって、まだまだ簡単ではない。やはりアメリカの方が原作者ということに納得してしまう自分がかなしい。 大人も年若い人もぜひこのシンデレラの物語を読んでみてほしい。
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