本好きの下剋上 第五部 女神の化身(Ⅳ) 司書になるためには手段を選んでいられません

香月美夜(著者), 椎名優(イラスト)

• 販売会社／発売会社: TOブックス
• 発売年月日: 2020/12/10
• JAN: 9784866990897

商品レビュー

2025/10/19

第二夫人を取らないと頑なに言っていたアウグえーレンフェスト。しかしそのようなことも言えない政治状況のため、マインの側仕えを第二夫人に迎えることにした。

側近や周りの生徒と共に学力を向上させ、領地の向上にも努めたにもかかわらず、抑えろと言われるマイン達。それでも前向きに頑張るマインの姿がかわいかった。

2025/10/08

大作ファンタジー第5部4巻。
(第1部1巻は半分くらいで挫折してしまい、続きを漫画で読んで、第2部から小説版を読んでいます。)

第4部後半からすごく面白くなり、1週間寝る間も惜しんで第5部を読み切りました。ブクログに感想を書く時間も惜しくて、最後まで読んでからの感想です。(図書館で借りていて、最終巻は予約待ちでまだ借りられないので、「小説家になろう」のサイトでで読みました。

第5部4巻で印象的だったのは、領主一族の不和とブリュンヒルデの提案。
仲がいい領主一族の不和が長引かなくて良かった。兎にも角にもヴィルフリートが能無しで、シャルロッテの優秀さが際立ちます。
まさかブリュンヒルデがジルヴェスターの第２婦人になるとは。政略結婚や第３婦人までいるのが当たり前の世界だから、本人も周りも納得していたけれど、ジルヴェスターにはフロレンツィア一筋でいて欲しかったです。

2025/09/05

粛清によって、後ろ盾を削ったアウブエーレンフェスト夫妻の状況がとても不安定な中、ブリュンヒルデの提案によって好転のきっかけが生まれる。ジルヴェスターが良い人なのは間違いないが、この世界の貴族の価値観とはズレている印象がある。だからこそローゼマインが救われたと思うので、ここで領地内の混乱が落ち着いて欲しい。