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ヤクザと過激派が棲む街
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2020/11/26 |
| JAN | 9784065216750 |
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ヤクザと過激派が棲む街
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商品レビュー
3
6件のお客様レビュー
展開にメリハリがなく、核が見えづらい。 おおよそ証言が2人に限られているので、当時の様相を正確に示しているのかも疑問だ。 社会学的な考察としても、アウトローを描いたノンフィクションとしも、不十分。 やるのであれば、当時の代表的人物の群像劇とすればよかったと思う。
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今や高齢化の段階も過ぎて無人化に差し掛かりつつある寄場。かつてそこで戦争とまで言われるほど激しい労働運動が繰り広げられていたことはなかなか想像しにくくなっている。 かたや騒動の末に寄場の支配権を確立したヤクザ側も、暴対法によって勢力が弱まり、構成員は減少の一途らしい。 本書は山谷...
今や高齢化の段階も過ぎて無人化に差し掛かりつつある寄場。かつてそこで戦争とまで言われるほど激しい労働運動が繰り広げられていたことはなかなか想像しにくくなっている。 かたや騒動の末に寄場の支配権を確立したヤクザ側も、暴対法によって勢力が弱まり、構成員は減少の一途らしい。 本書は山谷争議団の元メンバーやヤクザ側の関係者、ドヤの経営者らに当時の状況を聞き取った貴重な記録。現代ではすっかり存在感が失われてしまった左右の突破者達の、メディアにもあまり取り上げられない往時の争闘の生々しさが伝わるノンフィクションである。 争議団関係者の生き様をみると、今なら「生きづらさ」の一言で片付けられそうな葛藤を抱えて生きていた人達だったと思われるが、いま、彼らの跡を継ぐ人たちは支援する側、される側のどちらにいるのだろうかと気になった。
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左右営利を問わず社会から排斥された私的暴力主義者達が激突した最後の祭場が山谷なのだろう。 船戸=豊浦 的な表現なら山谷ドヤ街は隔離区にして収容所となる。 議会主義の軍門に下った日本共産党に距離を置き、内ゲバに傾斜しゆく新左翼諸党派とつかず離れずでありながらヤクザ右翼との苛烈な闘争...
左右営利を問わず社会から排斥された私的暴力主義者達が激突した最後の祭場が山谷なのだろう。 船戸=豊浦 的な表現なら山谷ドヤ街は隔離区にして収容所となる。 議会主義の軍門に下った日本共産党に距離を置き、内ゲバに傾斜しゆく新左翼諸党派とつかず離れずでありながらヤクザ右翼との苛烈な闘争に突き進む山谷争議団とアナキズム系の東アジア反日武装戦線の距離の近さに驚くが妙に納得もした。 シマを死守る古い極道と祖国の否定と破壊に行き着いたウルトラ過激派が、バブルの狂乱にむけて走りだした表社会に居場所を失い、妥協を知らぬ原理原則主義者たるがゆえに追い込まれ追詰められた山谷ドヤ街で存続を賭け死闘する。 ゆえあらば暴動を起こすドヤに渦巻く叛逆のエネルギーに革命の幻影を視て酩酊する暴力主義者と暴力を資本にドヤから資金を吸い上げ業界でノシ上がる夢を追う暴力主義者の微妙にすれ違いながら繰り返す悲喜劇は、すべてを清潔に漂白しゆくマジョリティの欲望に圧殺されるまでの刹那に咲いた徒花か。 温和で整った令和の御代にボンヤリと生きてる私ですが、ある日覚醒めたらボロボロで不潔な黒旗が街々に翻り既存の何もかもが覆る、そんな朝を夢想することだってあるのです。
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