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人類前史(下) 失われた文明の鍵はアメリカ大陸にあった
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人類前史(下) 失われた文明の鍵はアメリカ大陸にあった

グラハム・ハンコック(著者), 大地舜(訳者), 榊原美奈子(訳者)

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人類前史(下) 失われた文明の鍵はアメリカ大陸にあった

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2020/11/17
JAN 9784575315813

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2025/01/20

上下読み終わった上での感想を。 「失われた古代文明」という「ロマン」には子供の頃から興味があった。たぶん一番最初は亡父の本棚で、何か禁断の書のような感じで「神々の戦車」の翻訳版をわからないなりに読んだのを覚えている。その次は確か「総門谷」のある場面かな。荒唐無稽の物語なだけに、...

上下読み終わった上での感想を。 「失われた古代文明」という「ロマン」には子供の頃から興味があった。たぶん一番最初は亡父の本棚で、何か禁断の書のような感じで「神々の戦車」の翻訳版をわからないなりに読んだのを覚えている。その次は確か「総門谷」のある場面かな。荒唐無稽の物語なだけに、逆にリアルで心に残っている。  ハンコックの本は時々読む。生涯をかけて一つの考え方にこだわり追求する姿は、それなりに圧巻であると感じる。もしかすると彼が信じるところは「えせ科学」と呼ばれるものかもしれないし、この本自体だっていわゆる「とんでも本」の一つなのかもしれない。でも、少なくとも真剣であることは間違いないし、個人的には敬意を払って読んでいるつもりだ。  前半はおもしろかった。さまざまな事実を積み重ねていき、既成概念を揺さぶっていく感じは迫力があったしスリリングだった。学会の閉鎖的で保守的なあり方に対して、作者の憤りに共感したりもした。  ただ長い本書の後半になると、個人的には少し疲れが出てきた。同じような話の繰り返しになるし、結論部分は想像力の飛躍が、やや大きすぎ、独断的すぎるような印象を受けた。残念ながら、こういった考え方に初めて触れたときのようなワクワク感は、正直感じられなかった。  この長い探求の物語を読んできて、損をしたとは思わない。またとんでもない非現実的な与太話と決めつける気持ちもない。でも、本当を言えば、もう少し先の進展を読みたかったような気がする。裏付けが語られていない結論に、最後は飛んでいってしまって置いてきぼりを食らってしまったような、情報量は多いけど最後は少し拍子抜けに終わった感が否めない。

Posted by ブクログ