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オルタネート の商品レビュー

3.7

539件のお客様レビュー

  1. 5つ

    88

  2. 4つ

    215

  3. 3つ

    168

  4. 2つ

    30

  5. 1つ

    1

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2024/06/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ありそうで無い、高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」 料理コンテストの章は臨場感があり、夢中で読んでしまった。想像しただけでも美味しそうな料理揃いだったけど、個人の恋愛事情に介入しすぎるアナウンサーにイライラ。こんなことあるのか.....? 蓉と三浦くんのやりとりが、青春!っていう感じでもう羨ましい限り! 結局、オルタネートが無くてもみんな出逢っているんだろうな。凪津を見ていると、数値では無くて直接の関わり合いが1番大事なんだと感じた。

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2024/06/02

オルタネ―トって?と思いながら読み始める。 高校生限定SNSの事だと知り、なるほどな…と。 料理に真剣に取り組む子、SNSに依存する子、音楽に没頭する子… 現実とSNSと…今の子達は心休まらないのではないだろうかと思う。 それともSNSあり気の時代に生きているから、なかった頃を知...

オルタネ―トって?と思いながら読み始める。 高校生限定SNSの事だと知り、なるほどな…と。 料理に真剣に取り組む子、SNSに依存する子、音楽に没頭する子… 現実とSNSと…今の子達は心休まらないのではないだろうかと思う。 それともSNSあり気の時代に生きているから、なかった頃を知っている私たちとは感覚が違うんだろうか。 悩み、もがきながらも懸命に生きている子達がとてもキラキラして見えた。 青春群像劇。 読後感爽やかな物語。

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2024/05/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本屋大賞ノミネート 高校生限定のマッチングアプリ、オルタネート。 円明学園を舞台に3人の主人公を軸に織りなされる青春小説。甘酸っぱい青春小説なことは確かなんだけど、オルタネートって、素材としているか?って言う最大の疑問が、最後まで抜けない。また、終盤に向けた前振り長すぎる。 アイドルの書く本でないことは確か。

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2024/05/14

オルタネートという高校生限定マッチングアプリを中心に、3つの青春が交差する青春物語。 最初は登場人物が多いこともあり、やや分かりづらく物語に入りにくかった。だが、料理バトルの側面が強くなってきたところや全てが交差するカウントダウンあたりは物語の中にいることが出来た。

Posted byブクログ

2024/05/12

読んでみた。 予想以上に良かった。 何かに熱中している人の話が好きなんだと思う。メインは料理の子。 それぞれにいろいろなつながりがあるのですが、ドラムの子の方はいろいろよくわからないままで微妙な所も多いように思えた。

Posted byブクログ

2024/05/11

青春群像劇。恋愛しながら料理するのも、現実に向かいつつも夢を捨ておききれないのも、全部青春だし、眩しすぎて目が焼けそう。

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2024/05/09

もっとディストピアな展開を想像していたけど、思ったより青春群像劇だった。 もやしとして食べるか、大豆の新芽として残すか、どちらかしか選べない。全部選ぶことはできない、というのが心に残った。

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2024/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

オルタネートと、そこにはない何か。 高校生限定SNSオルタネートを活用する高校生たちの物語。円明学園高校を中心に少しずつキャラクターが関わり合い、すれ違う。 調理部の部長でオルタネートはしていない、ただ1人の園芸部でオルタネートで恋人を見つけカップル動画を配信していたが別れた、高校中退したためオルタネートを使えないが幼馴染に会いにきた、帰宅部でオルタネート信者、など登場人物たちのオルタネートとの距離は様々である。オルタネートがなくてもショートメッセージを使えば連絡は取れる、しかしちょっと面倒。マッチング機能はあるが、不安もあって実際に会うかどうかは躊躇する。事件がすべてオルタネートで起こることもなく、すべてがリアルなら解決することでもない。 では、なぜこの物語の中心にSNSがあるのだろうか。それはそれが今の若者の姿だからだろう。そのSNSをやっていなくても、ほどほどの距離感でも、のめり込んでいても、まるでインフラのようにそこにあるものだから。生活の多くに関わっているから。なくてもなんとか生きていける。ないと生きていけない人もいる。操られてしまっているような人もいる。しかしそれはSNSがなければ、ほかの何かによって起こることなのだ。 リアルな会話や偶然な出会い、同じ空間に存在すること、それらのインパクトに心が揺さぶられ、行動を変えさせられることがある。調理や園芸などはその空間にいることがカギとなる。匂いや味覚はまだオンラインで伝わらない。また音楽も演奏されている空間に自分がいることで五感すべてに訴えてくるものがある。登場する高校生たちは、当然のようにSNSがある世界で、SNSに載せられるものと載せきれないものの中で、かけがえのない時を過ごし、変わっていく。その感じがこの物語にはある。SNSの功罪を問うのではなく、リアルを礼賛するのでもなく、当然のようにそこにある、今も昔も変わらない高校生の姿が描かれている。

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2024/05/01

夢中で読んだけど、群像劇である必要性がよくわからなかった。ストーリーをつなぐ「オルタネート」の存在感もあまりなくて、もう本が出た頃よりSNSやマッチングアプリが目新しくないせいかもしれない。 3人それぞれの話は面白かった。

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2024/04/27

若い人が読む本かな。 読んでいても退屈だった。 高校生の料理のバトルらしい大会の様子は面白かったけど、料理とは全く関係のない、出場者同士の恋愛など絡めてくる大会なんてありえないと思ってしまうとバカバカしくなってきた。 また、子どもの頃、一緒にギターをやっていた友達を追いかけて上京...

若い人が読む本かな。 読んでいても退屈だった。 高校生の料理のバトルらしい大会の様子は面白かったけど、料理とは全く関係のない、出場者同士の恋愛など絡めてくる大会なんてありえないと思ってしまうとバカバカしくなってきた。 また、子どもの頃、一緒にギターをやっていた友達を追いかけて上京する若者もさっぱりわからない。 第一、小学4年生ぐらいでギターがすごく上手いなんて現実の小学生を毎日見ている者にとっては設定があまりにも非現実的。 何でもSNSの時代だから高校生だけのSNSというのもありなんだろうけど、それとは別のところでこの話の展開にはついていけなかった。

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