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疑薬 講談社文庫

鏑木蓮(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2020/11/13
JAN 9784065216118

疑薬

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商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2021/01/01

薬をめぐるミステリー。新薬を使ったが故に失明してしまった母を持つ女性と、その事件を追っている記者、新薬を開発した製薬会社の社長代行、新薬を使用した病院などがからまっていろいろなことが明らかになる。 医療や薬のミステリーというのが変わっていて面白かった。

Posted by ブクログ

2020/12/17

医者、製薬会社、患者。薬の持つ影響力は測り知れない。何の影響もなく完璧に効く薬は無いと思う。完璧な診断力を持つ医者もいないと思う。悲観しているのではなく盲信しないという意味で。 体調が悪い時は自分の体に聞いてみる。数日、色々やってみても自力対応が無理そうなら病院に行く。早く行くほ...

医者、製薬会社、患者。薬の持つ影響力は測り知れない。何の影響もなく完璧に効く薬は無いと思う。完璧な診断力を持つ医者もいないと思う。悲観しているのではなく盲信しないという意味で。 体調が悪い時は自分の体に聞いてみる。数日、色々やってみても自力対応が無理そうなら病院に行く。早く行くほうが良いだろうか?

Posted by ブクログ

2020/11/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何気ない描写やキャラのしぐさで、登場人物に深みを与えてくれるところが鏑木蓮の強みの一つだと思ってるのですが、序盤に怜花が近所の高校生相手に変顔を見せるという何気ない描写に「あ、この本良さそう」と予感しました。 こうした描写って、読み手にキャラの人物像をさりげなく、かつ深く伝えてくれてる気がして、読み進めれば進めるほどキャラが生き生きしてくるように感じることが多いです。そういう作品が好きな傾向が自分にはあるので、先に書いたような予感がしたわけです。 なので、感覚的には惹き込まれる点がいくつかありましたが、論理的には理解できなかった点もありました。 特に三品の目論見について。高齢者医療や老年内科のことが作中すご~~~く価値のあることのように描かれているけど、医療過誤を隠蔽してまでやるメリットが私にはわかりませんでした。 それを含む、クライマックスの展開や話の内容はほとんど理解できていない気がしてまして、そのためか怜子や良治の行動も納得できなかったりピンと来ていなかったりします。 自分にもっと読解力や理解力があったら、本作に対する印象は大きく変わっていたかもしれません。最初に記したように、キャラがしっかり立ってるという点はとても良く、いい奴も悪い奴も、それぞれ自分なりの信念を持って行動していたところはホントに好みだったので……

Posted by ブクログ

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