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現実脱出論 増補版 ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2020/11/12 |
JAN | 9784480437006 |
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現実脱出論 増補版
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
一見ノンフィクションだけれど、物語的でもある。 腑に落ちるような文章が、ここかしこにあって 手元に置いて、時々読み返したい。
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新書版(2014年出版)が書かれた時点(2008年に遡るらしい)では著者は確実に「気が狂っていた」と思わざるを得ない。良くこの状態で他者の理解に開かれた文章を書けたものだと心底驚愕する。才能と環境と何より人の縁に恵まれていたのだろう。その希少性は想像を絶するものがある。増補部分(...
新書版(2014年出版)が書かれた時点(2008年に遡るらしい)では著者は確実に「気が狂っていた」と思わざるを得ない。良くこの状態で他者の理解に開かれた文章を書けたものだと心底驚愕する。才能と環境と何より人の縁に恵まれていたのだろう。その希少性は想像を絶するものがある。増補部分(2020年執筆)を読むと少し安定しているようだが、それでも直近の症状から1年に満たないので危うい感じは消えない。 創造と狂気は昔から気になるテーマのひとつではあるのだが、これはその当事者研究者のようだ。 「人に合わせずに、膨大な量を作る、これだけが創造を仕事とする人には重要なことです。(中略)とにかく毎日、作る。(中略)無尽蔵に生まれるくらいの好きなことに毎日3時間くらい集中できるようにする、ということくらいです。大事なことは。」 「食っていけてない人は単純に作っていないだけです。」 「自動的に死ぬまで作り続けることを見つけるんです。(中略)飢え死にしてもいいと決めて、ひたすら夢中でやってみるんです。飢え死にするよりも先に、作品が売れると確信しています。」 全くもって狂気とは縁遠く合理的に作家業を営んでいるように見える森博嗣と同じことを、坂口恭平が言っているのがとても印象的。 躁鬱は浮き沈みがあるので、毎日同じ時間割で生きるのはしんどいのではと思うのだが、逆に生活サイクルの固定化が病状に良い影響を生んでいるのかもしれない。
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『現実脱出論』に補論(「現実創造論」)が追加された増補版なのだが、補論では『現実脱出論』で提示された問題提起に応えるかのように、具体例に「現実さん」と上手にお付き合いしつて、「健康」にサバイブするための方法(=「現実創造」)が提起されていて、これだけでも購入する価値がある。 補...
『現実脱出論』に補論(「現実創造論」)が追加された増補版なのだが、補論では『現実脱出論』で提示された問題提起に応えるかのように、具体例に「現実さん」と上手にお付き合いしつて、「健康」にサバイブするための方法(=「現実創造」)が提起されていて、これだけでも購入する価値がある。 補論で提起されているのは、自分が「健康」であったときのことを思い出し、その「健康」であったときの「現実」を創造していくことなのだか、筆者によるその実践の具体の提示のしかた(「健康」であったときの「現実」の見つけかた、その分析の仕方、再創造の仕方)もユニークで、考えさせられる。
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