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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2020/11/06 |
JAN | 9784569900841 |
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商品レビュー
3.7
23件のお客様レビュー
字が大きいので早く読み終わるかなと思いきや、人名や役職や物の名前などが昔風なので読みづらい。 最初は文句ばっかりの兄ちゃん。疫病を通して色んな経験をしながら、「医者とは何か」「人の死の意味とは」みたいなことを考えるようになっていく。 予想外の展開やどんでん返しみたいな盛り上が...
字が大きいので早く読み終わるかなと思いきや、人名や役職や物の名前などが昔風なので読みづらい。 最初は文句ばっかりの兄ちゃん。疫病を通して色んな経験をしながら、「医者とは何か」「人の死の意味とは」みたいなことを考えるようになっていく。 予想外の展開やどんでん返しみたいな盛り上がりはない。だけど話は現実味があり上手くまとまってるし、冤罪で捕まって捻くれて拗らせてるお爺ちゃんの復讐(?)も上手く行きそうだからスッキリと読み終えられた。 でも読み返すことはないかも…。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
目まぐるしくストーリーが動くので一気に読んだ。コロナ禍経験済なので医療崩壊や詐欺やヘイトや社会の歪みが顕在化する様は最早懐かしかった。 登場する奈良人達の感性が妙にナウいのと、天然痘でバタバタ死んだ人達を「この世の業火に我が身を捧げる、尊い火定」と綺麗に纏めようとするノリがちょっときつかった。天然痘が数十年前にも都で蔓延したと言ってるのにそれを登場人物の殆どは知らないし対応も生かされてない様子を描いておきながら「無惨な死を遂げた人々の記憶は、後の世に語り継がれ、やがて別の人々の命を救う」ってしんみりしちゃって…主人公はこう思っただけだよ!ってことね、と流せば良いんだけども。 この作品における坊主やペルシャ人のように、分かり易く口当たりの良い悲劇に焚べる薪みたいに人の死が描かれると作者への信用が失われて白ける。 まぁ、面白かったんだけどさ…
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天平の時代の天然痘パンデミックの話 これが出版されたのはコロナパンデミックの前 起こる事態が想像できすぎて辛い。 よく生き残って今の命に繋げてくれたなと思う、先祖様。
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