1,800円以上の注文で送料無料

狐付きと狐落とし
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

狐付きと狐落とし

中村禎里(著者)

追加する に追加する

狐付きと狐落とし

定価 ¥3,080

2,200 定価より880円(28%)おトク

獲得ポイント20P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 戎光祥出版
発売年月日 2020/10/29
JAN 9784864033688

狐付きと狐落とし

¥2,200

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/08/18

前作「狐の日本史」に続けて、足利時代あたりからの狐について多くの文献を比較参照しながら狐がどのようなものと思われていたのか、狐信仰がどのように変遷して多くのものを担う信仰対象となったのかをつまびらかにしている。稲荷神社の総本宮は京都にあるのに、なぜ江戸に稲荷が多いのか、またそれら...

前作「狐の日本史」に続けて、足利時代あたりからの狐について多くの文献を比較参照しながら狐がどのようなものと思われていたのか、狐信仰がどのように変遷して多くのものを担う信仰対象となったのかをつまびらかにしている。稲荷神社の総本宮は京都にあるのに、なぜ江戸に稲荷が多いのか、またそれらの稲荷がどのように変遷して、信仰されていたのかなどがいろいろな面からとらえられているのは面白く発見があったが、いかんせん一つの出来事に対する文献比較が大半を占めていて、ちょっと読みづらく面白みに欠ける部分ではあった。前作にも共通するのだが、狐が出てきてどうこうしたというような話は多く採録されて検証されているのだが、逆に一般民衆によって多く信じられていたであろう、どこそこで狐火が多く出たとか、狐にだまされたというような話は一切ない。文献に残りにくいそういう話は対象でないのだろうけど、それを抜きにして狐と日本人の関わりを考察するのは片手落ちではないかという気がする。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品