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鬼人幻燈抄 明治編 徒花
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2020/10/21 |
JAN | 9784575243390 |
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鬼人幻燈抄 明治編 徒花
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商品レビュー
4.1
15件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
現代と過去をつなぐ鏡。それは葛野で作られた鏡だった。葛野の幼馴染との再会、平成から明治へとトリップした娘との平成での再会。 江戸で出会った直次との悲しい再会。激動の時代を経て、時代に取り残される者と、穏やかに生きる者が対照的に描き出された作品。 直次が鬼になったこと、甚夜の苦悩…前半は幸せに溢れてた分、後半は息が苦しくなるほど辛かった。
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江戸から平成へ、百七十年もの途方もない時間を旅する鬼人の物語、鬼人幻燈抄シリーズの5作目『明治編 徒花(あだばな) 』です。 明治5年(1872年)、武士身分の廃止に帯刀の禁止と、近代化が進む日本。娘の野茉莉とともに京都へ移り住んだ甚夜は、昼は蕎麦屋「鬼そば」を営みながらも夜は...
江戸から平成へ、百七十年もの途方もない時間を旅する鬼人の物語、鬼人幻燈抄シリーズの5作目『明治編 徒花(あだばな) 』です。 明治5年(1872年)、武士身分の廃止に帯刀の禁止と、近代化が進む日本。娘の野茉莉とともに京都へ移り住んだ甚夜は、昼は蕎麦屋「鬼そば」を営みながらも夜は相変わらず鬼退治を生業にしていた…。 いやぁ〜今回も、せっかくうれしい再会があったのに…それ以上に甚夜をまたしても突き落としますね。 そして今作でも余談として描かれる平成の物語…う〜ん、なんていうんだろうなぁ…時代と一言で言えないほど世界観にギャップを感じてしまいます。なんか、軽すぎるんですよね。あと甚夜が同一人物と思えない…。 向日葵、兼臣、マガツメ…などなど、さて明治編はまだあと2冊、どう伏線回収されるかな。
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明治5年舞台は京都へ。新登場となる向日葵の背後に見え隠れするマガツメの存在が不穏。『余談林檎飴天女抄』は本当にじーんと来るお話でした。ここであの時の約束が果たされるとは…そして『徒花』の結末は本当に切ない。でも願いは叶ったのかな。
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