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もしかしてひょっとして
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2020/10/21 |
JAN | 9784334913694 |
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もしかしてひょっとして
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商品レビュー
3.8
29件のお客様レビュー
短編集。 六作の主人公たちが、小さな謎や偶然、引っ掛かりのある出来事に遭遇し、手がかりを前に"もしかして""ひょっとして"と考えて、真相に近づいていく。ほんのりミステリー。 「体育館フォーメーション」が、高校生たち...
短編集。 六作の主人公たちが、小さな謎や偶然、引っ掛かりのある出来事に遭遇し、手がかりを前に"もしかして""ひょっとして"と考えて、真相に近づいていく。ほんのりミステリー。 「体育館フォーメーション」が、高校生たちの日常の謎を描いた話で、面白かった。高校生たちの掛け合い、主人公含めた登場する高校生それぞれの雰囲気が好き。最後の方に登場する卓球部の宮間くんが不憫すぎる(笑) 「都忘れの理由」も、主人公の"先生"が頼りにしていた家政婦さんが辞めてしまったことでおろおろする様子や主人公家族と家政婦さんとの絆が伝わってきて良い。 それぞれの章のなかで、散りばめられた小さな謎について考えるのが楽しくなる小説。 ●「小暑」 もうすぐ一歳になる、七夕生まれのナナを抱いて電車に乗っていた祐介は、車内で親切な老婦人に出会う。その婦人は、ナナを見て、六十年前に出会ったもう一人の"七夕生まれのナナちゃん"と家族にまつわる想い出を語りだす。 ●「体育館フォーメーション」 県立南高校生徒会役員の荻野研介に、最近体育館を使う運動部員からある相談事が持ち込まれている。その相談とは、男子バスケ部員・酒々井の後輩に対する行き過ぎた指導に関してだった。研介は、酒々井の真意について探りだす。 ●「都忘れの理由」 妻に先立たれ一人暮らしをする元・歴史学者の"私"。妻の生前から長年通いで世話をしてくれていた家政婦の紀和子さんから突然、退職を告げられ困惑することとなる。 ●「灰色のエルミー」 永島栄一は、高校時代の同級生・美鈴から灰色の猫のエルミーを預かることになる。そんななか、美鈴が事故に逢い、意識不明の重体となる。 ●「かもしれない」 不動産会社に勤める昌幸は、休日に娘と読んでいた絵本に触発され、2年前に同期がした失敗について、「ああかもしれない」「こうかもしれない」と想像しだす。 ●「山分けの夜」 貧乏大学生の卓也は、伯母にとある頼み事をされて訪れた伯母宅で伯父の死体を発見し、驚く。慌てた卓也は、頼れる先輩の香西に相談する。
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6篇の短編集。共通しているテーマはタイトルにあるように「もしかして」と「ひょっとして」と思いながら真相を読み解くお話。主人公も背景もそれぞれ。 第一話の『小暑』は途中で驚かされた人がほとんどではないでしょうか?こんな仕掛け大好きです。 第三話の『都忘れの理由』は長年働いてい...
6篇の短編集。共通しているテーマはタイトルにあるように「もしかして」と「ひょっとして」と思いながら真相を読み解くお話。主人公も背景もそれぞれ。 第一話の『小暑』は途中で驚かされた人がほとんどではないでしょうか?こんな仕掛け大好きです。 第三話の『都忘れの理由』は長年働いていた家政婦さんから突然「おいとま宣言」をされた老紳士のお話。理由を明かさないのでどうして?とあたふたし、ひょっとして〜と辿り着いた答えが的中。誤解が解けて良かった。 『灰色のエルミー』と『山分けの夜』はミステリーらしさがあり、ドキドキも味わえて面白かったです。 都忘れの花、読み終わってからどんなお花か検索してみました。紫色の可愛らしいお花でした。
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ふんわりミステリー タイトルの通り、もしかして?ひょっとして?と、人の行動や気持ちを推理していくのは楽しかった 自分の思い込みで人を気づ付けたり、勝手に裏切られた気分になってないかなぁと 普段の自分の思考を思い返してみたり… なんだか、旦那に優しくできそうです笑
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