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シンドローム ハゲタカ5(下) 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2020/10/15 |
JAN | 9784065212417 |
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シンドローム ハゲタカ5(下)
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商品レビュー
4.5
15件のお客様レビュー
「それがニッポンなんですよ!」なんて悔しくて言えなかった電力会社の若手社員。ほんと、そう。 でも、その悔しさを感じてくれる若い人がいるなら、未来は明るい。 個人的には、ラストが忙しくバタバタと終わった印象なのが残念だった。上下巻でここまでの大作になったのだから、いっそのことぺー...
「それがニッポンなんですよ!」なんて悔しくて言えなかった電力会社の若手社員。ほんと、そう。 でも、その悔しさを感じてくれる若い人がいるなら、未来は明るい。 個人的には、ラストが忙しくバタバタと終わった印象なのが残念だった。上下巻でここまでの大作になったのだから、いっそのことぺージ数をまだ足してでも、最後まで丁寧に描いて欲しかったと思います。 それでも星5つ。
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期待通りに盛り上がりました。上巻読んだ次の日に一気読み。原発、政治家、初期からのミカドホテルとてんこ盛りで、シリーズ読者も満足かと。フィクションだけど、いろんな実在の企業や人が頭に浮かんできて、色々考えさせられるところもやっぱりハゲタカシリーズ。
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福島原発事故の解明に設置された国会事故調の委員長を務めた黒川清氏の「規制の虜」、門田隆将氏の「死の淵を見た男」で福島原発に関する書籍を読んでいた事が予備知識となり、政府、官僚、政治家、東電そして鷲津率いるサムライキャピタル:投資ファンドのノンフィクションの要素も含んだハゲタカシリ...
福島原発事故の解明に設置された国会事故調の委員長を務めた黒川清氏の「規制の虜」、門田隆将氏の「死の淵を見た男」で福島原発に関する書籍を読んでいた事が予備知識となり、政府、官僚、政治家、東電そして鷲津率いるサムライキャピタル:投資ファンドのノンフィクションの要素も含んだハゲタカシリーズ、今回も読み出したら止まりませんでした。 今回は企業買収のストーリー以上に、原発を含む日本のエネルギー政策に係る社会的課題にも踏込み、また責任の所在を曖昧、うやむやにし、本質的な課題より体裁を重んじる日本社会の特性が随所に描かれており、非常に考えさせられる内容でした。 電気、ガス、水道、交通や通信といった生活基盤を支えるインフラは、日本は津々浦々整備されているし、安定的に共有されて私達は当たり前のようにサービスを享受している。 一方でこのような生活基本盤を支えるインフラ産業が特殊な企業として政府、官僚、政治家との関係を保ちつつ企業価値を維持しているのであれば、株式市場に上場していることに違和感を感じる。 福島原発から10年が過ぎ、あの衝撃と生々しい記憶が薄れていく中で、こうした社会経済書籍で描かれることで、読み手に多くの気づきを与えてくれる。単に読み物として面白い以上の価値があると思う。
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