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龍神の子どもたち
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龍神の子どもたち

乾ルカ(著者)

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龍神の子どもたち

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2020/10/14
JAN 9784396635947

龍神の子どもたち

¥385

商品レビュー

3.7

23件のお客様レビュー

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2024/02/26

課題図書になりそうな話でした。 色々なタイプの中学生たちがいて面白い。 ただ主人公?の幸男は、なんとなく共感できず… でも、子どもたちは成長していきます。 新しい経験をして、自分で考えて、 みんなどんどん成長していく~ そして幸男も…ちょっぴり成長しました。 (大人は頭も心も頑...

課題図書になりそうな話でした。 色々なタイプの中学生たちがいて面白い。 ただ主人公?の幸男は、なんとなく共感できず… でも、子どもたちは成長していきます。 新しい経験をして、自分で考えて、 みんなどんどん成長していく~ そして幸男も…ちょっぴり成長しました。 (大人は頭も心も頑なで変われないけど…) 幸男の祖父が、幸男の友達の桐人に言った言葉が とても良かった。 この作品、本当に中学生に読んでもらいたいなぁ。 やっぱり乾ルカさん、好きです。

Posted by ブクログ

2023/01/02

新中学生の長谷部幸男は憂鬱だった。 自分の集落が都市開発の余波で、地元派とニュータウン派とに分かれてしまったのだ。 新興地の子は洋式便所を自慢し、地元の子は鍵っ子という存在を訝った。 夏休みになると幸男ら両派の男女九人は林間学校に参加した。 その晩、突然の土砂崩れが宿舎を飲み込み...

新中学生の長谷部幸男は憂鬱だった。 自分の集落が都市開発の余波で、地元派とニュータウン派とに分かれてしまったのだ。 新興地の子は洋式便所を自慢し、地元の子は鍵っ子という存在を訝った。 夏休みになると幸男ら両派の男女九人は林間学校に参加した。 その晩、突然の土砂崩れが宿舎を飲み込み大人は全員死亡してしまう。 集落には神の山と、天災が絶えない禁忌の山が並ぶのだが、開発派は戒めを無視してそこに建てた。 呆然とする九人は必死に神の山を目指す。 闇に怯え難所を越えるなか、お互いを理解し始め…。 極限状態のなかで結んだ友情。 そして学んだ“自分で考えて生きる”という力。 (アマゾンより引用)

Posted by ブクログ

2022/12/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一昔(ふた昔くらいか)前のニュータウン開発と地域の伝統との対立に巻き込まれる子供たちの話。 冒険譚の色合が強い。 ニュータウン側と地元の間でいがみ合っていたが、災害に遭い、乗り越える中で次第に打ち解けあって結束を深めてゆく。 ドラえもん映画のような団結感で乗り越えてゆくのは、懐かしさすら感じます。 今も災害が発生したときに問題になるときもあるけど、昔ながらの地名は、その土地の特徴を示す場合もあるので、残すべきものは残したほうがいいと改めて思うのでした。

Posted by ブクログ

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