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神招きの庭(2) 五色の矢は嵐つらぬく 集英社オレンジ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2020/10/21 |
JAN | 9784086803465 |
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神招きの庭(2)
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
シリーズ第2弾。 綾芽と二藍の双方が嫉妬しあったりして、もどかしいですね。 最後の八杷島の王子の十櫛が遣わした祭官の羅覇が、かつて綾芽と同室で失踪した由羅というところで終わる。石黄の陰謀に八杷島の十櫛が絡んでいたとみるべきでしょうか? もう気になって3巻を読まなくては、となりました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
世界観が分かった上で読むので、前作より読みやすい印象だった。 前作はまずこの世界観の把握だけでいっぱいいっぱいな部分もあったので。 (古代和風としつつもオリジナリティが強い設定ゆえ) 今回は主役二人のすれ違いが非常にもどかしかった。 人に戻したい、それ以上に心術を使った後の体が心配だから使ってほしくない彼女の想いが、彼に全然届かないこのもどかしさ。 互いに互いを想い合っているのに、同じ方向を見ていないという切なさ。 前作の感動的なラストの時点でその視線がすれ違っていたのかと思うと、本当にもどかしくて仕方がなかった。 前を見続けている少女と、諦めてしまった彼の視線が交わる日が来るのかと。 お蔭で前半は心苦しい中展開する羽目になった。 特に今回は彼女にしてみれば恋敵になり得る人物も出てきたから余計か。 実際は彼はこの人物を彼女と同レベルには全然見ていないのだが、彼女は随分劣等感を刺激されることになる。 そんな中でも懸命に自分に出来ることをしようとする彼女の姿は、今回もやはり光だったと思う。 後半やっとこのすれ違いを正す展開が訪れた時は、本当にほっと胸を撫で下ろした。 寧ろ合いすぎて逆にご馳走様な展開にもなったが。 開き直ったヒーロー恐るべしだ。 でも、同じ未来を見据えるようになった二人だ。 この先の困難も乗り越えられると信じている。 理解者もいてくれることだし。 前作のキーパーソンのまさかの再登場。 死してなお影響を残し続ける強キャラたちに、前作盛大な伏線を残したままだったキャラにと、折角手を取り合えた主役二人の周りはまだ安心しきれない。 今回は特に露骨に続いたので、先の展開が気になるばかりだ。 それにしても、ある神の服装バラバラ問題は、各国の神ゆらぎが神様になったからではないかなと勝手に予想している。 つまりは元人間。 ゆえに、この先ヒーローがそういう展開(神になりそうになる展開)になるのではないかなとも勝手に予想している。 当たってほしいなとも思いつつ、読み手側の安心感という意味では当たってほしくないなとも思いつつ。
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1巻の方がミステリーの伏線がうまかったかな。 2巻はどちらかというと次への伏線を巻いている印象?スケールがもっと大きくなっていきそうなので、次に期待。
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