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私たちはどこから来て、どこへ行くのか 生粋の文系が模索するサイエンスの最先端 ちくま文庫
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私たちはどこから来て、どこへ行くのか 生粋の文系が模索するサイエンスの最先端 ちくま文庫

森達也(著者)

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私たちはどこから来て、どこへ行くのか 生粋の文系が模索するサイエンスの最先端 ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2020/10/10
JAN 9784480436894

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私たちはどこから来て、どこへ行くのか

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商品レビュー

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2026/01/29

ポール・ゴーギャンの「私たちはどこから来たのか。私たちは何ものか。私たちはどこへ行くのか」をテーマに、生粋の文系である作者が一流のサイエンティストに「生と死」について問いかけていく。とにかく作者のインタビュー力がすごい。作者は、物学・人類学・物理学・脳科学の第一線で活躍する人たち...

ポール・ゴーギャンの「私たちはどこから来たのか。私たちは何ものか。私たちはどこへ行くのか」をテーマに、生粋の文系である作者が一流のサイエンティストに「生と死」について問いかけていく。とにかく作者のインタビュー力がすごい。作者は、物学・人類学・物理学・脳科学の第一線で活躍する人たちに質問を投げかけ、答えを引き出し、そしてそれを分かりやすく読者に伝えてくれる。根本的だけれど抽象的なテーマを専門家にインタビューするためには、その専門家の知見についていけるだけの知識が必要だ。作者が小さいころからずっと死を恐れていたエピソードから受け取れる通り、彼はずっと「生と死」について考え続けていて、文系だからと諦めずに必要な知識を蓄え続け、満を持してサイエンスの最先端にいる一流に問うているのではないか。しかし、本書に明確な答えはない。でも、それでも足掻き続けることで、「足先が何かに触れたような感触は何度か持った」と作者は記している。読者はどこでその感触を得たのかを知ることはできないし、多分知る必要はないと思う。本書を読んで思ったのは、「私たちはどこか来て、どこへ行くのか」というテーマの答えは、その人の価値観や経験や知識によって一人ひとり異なるということだ。今回のような科学の目線で紐解くこともできれば、宗教的に考える人もいるだろうし、自身の生き様からそれを見いだす人もいるだろう。分からないからこそ、たくさんの考え方があって、それが面白い気がする。 作者と同様、私も小さいころから死が怖くて、夜に眠れなくなるような人間だ。そんな私が個人的にハッとしたのは、「宇宙のエントロピーを拡大させるために存在している」という知見。宇宙というとてつもなく大きくて、意味不明なものの老化を促すために、ありとあらゆる生命や物体が存在しているなら、私のたったひとつの存在なんてとても小さなものに感じてしまう。でも、生きてるだけで宇宙の何かに貢献できるのだとしたら、それは悪くない。「でも私、いま、宇宙に貢献してるからな」と思うことで、少しだけ前向きになれそうな気がする。

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2025/06/20

☆☆☆ 2025年6月 ☆☆☆ 数年前に手に取って読んだのだが、その時には感想を書けなかったので改めて読んでみた。『私たちはどこからきて、どこへ行くのか』というタイトルに惹かれたのがこの本を読んでみようと思ったきっかけだった。バリバリ文系、という著者と理系の最先端をいく研究者た...

☆☆☆ 2025年6月 ☆☆☆ 数年前に手に取って読んだのだが、その時には感想を書けなかったので改めて読んでみた。『私たちはどこからきて、どこへ行くのか』というタイトルに惹かれたのがこの本を読んでみようと思ったきっかけだった。バリバリ文系、という著者と理系の最先端をいく研究者たちの対談。期待通りの内容だった。 「生命とは何か」「宇宙とは何か」「神はいるのか」といった究極の問いをつきつめてゆく。科学は「HOW」についてはある程度解明できるにしても「WHY」については何も答えられていない。例えば「なぜ、何もないではなく何かがあるのか?」といった問いに。そういう意味では、科学は神をギリギリまで追い詰めたものの、とどめを刺すには至らなかった、という筆者の言葉には納得感がある。 僕も筆者と同じくバリバリ文系人間なのだが、そんな僕でも何となくわかる、理解できるという大変読みやすい内容だ。 本書の最後のほうにある「地球から◎◎光年離れた場所から精密な望遠鏡で地球を見れば◎◎年前の姿が見える。例えば父や母が若かったころの姿が」という話には壮大なスケール感、言葉にはできない感動を覚えた。

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2023/07/31

森達也の著作をコツコツ読んできたが、いま持っている中では本書が最後である。 森達也が「人はどこから来てどこへ行くのか」というテーマで一流の科学者10人にインタビューを行ったものをまとめたものである。といっても、『FAKEな日本』と同様に、対談をもとに森達也が書き下ろしたものである...

森達也の著作をコツコツ読んできたが、いま持っている中では本書が最後である。 森達也が「人はどこから来てどこへ行くのか」というテーマで一流の科学者10人にインタビューを行ったものをまとめたものである。といっても、『FAKEな日本』と同様に、対談をもとに森達也が書き下ろしたものである。 上記の深遠なテーマに科学で迫れるのか懐疑的であった。予想通り「できない」というのが本書の結論ではあるが、大事なのは結論ではない。そこに至るプロセスが大事なのだ。 科学は世界を読み解き、仕組みを理解し、法則を見つけてきた。しかし、生物の研究は発展途上で、人間について、特に脳については分かっていないことも多い。それは脳が脳を理解することの限界を意味するし、同時に人間が人間を理解することに限界があることも意味する。そのことを指摘したのは池谷裕二で「人はどこから来てどこへ行くのか」という問いは「無限ループの虚構トラップ」ではないかと主張する。彼の剃刀のような頭脳に舌を巻いた。

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