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「民都」大阪対「帝都」東京 思想としての関西私鉄 講談社学術文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2020/10/09 |
JAN | 9784065212745 |
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「民都」大阪対「帝都」東京
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
関西って東京と比べてメッチャ私鉄が発達してるじゃないですか! 初めて阪急梅田駅のホームを見た時、圧倒的なターミナル感にビビった記憶があります。 鉄道の視点から、大阪と東京の違いを読み解いていく魅力的な試みの一冊。面白かったです。
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大阪の私鉄の歴史を軸に、政府、特に天皇に関する行事によってどう変わってきたのか解説されている 「鉄学」概論 車窓から眺める日本近現代史 で語られていた関西圏の事情について、詳しく来歴が語られている 政治中心の東京に対して、民衆の総体としての大阪というテーマ 「鉄道」は国の管理...
大阪の私鉄の歴史を軸に、政府、特に天皇に関する行事によってどう変わってきたのか解説されている 「鉄学」概論 車窓から眺める日本近現代史 で語られていた関西圏の事情について、詳しく来歴が語られている 政治中心の東京に対して、民衆の総体としての大阪というテーマ 「鉄道」は国の管理下に置かれるが、「軌道」ならば別の法律が適用される 道路を通る部分一部分でもあるから軌道という、法の抜け道的な理屈 そのため、車幅の規格から異なった、私鉄が先導する形で発展できたらしい 民間、特に現在の阪急の歴史がわかる スタートアップから、沿線の発展、商業施設の開店、ターミナルの場所など色々と紆余曲折はあるようだ 官との対立に関しては、「阪急クロス問題」が顕著 梅田ダンジョンと呼ばれるように、梅田駅と大阪駅の連絡が非常に複雑な事情も過去の来歴によるもの そんな気質が今の経営者陣にも残ってるんですかね? その決着に天皇の行幸を利用したというイメージを抱いてしまう まぁ、主にマスコミ戦略による民衆の叛意が決定打となったというのがより正確な表現なんでしょうけどね 鉄道そのものにはまったく興味がない私 でも、タモリ倶楽部の鉄道回で詳しい方々が盛り上がっているのを見ると何だか羨ましいような気持ちになってくるわけで これを読んだ後に抱いた気持ちも、こんな知識があったら色々と楽しいのだろうなぁといった感じでしょうか
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タイトルに惹かれて手に取った本です。 著者は、「東京」「大阪」、「国鉄」「私鉄」を対置しつつ論を組み上げていきますが、その内容は、日本思想史的な色合いで、ちょっと予想外のものでした。 「官」の意向に対し「民」の文化を推し進めようと奮闘した関西私鉄の経営者たち。その中でも特に際...
タイトルに惹かれて手に取った本です。 著者は、「東京」「大阪」、「国鉄」「私鉄」を対置しつつ論を組み上げていきますが、その内容は、日本思想史的な色合いで、ちょっと予想外のものでした。 「官」の意向に対し「民」の文化を推し進めようと奮闘した関西私鉄の経営者たち。その中でも特に際立っていたのが阪急電鉄の総帥小林一三でした。「官」を相手に腹を括って徹底抗戦していく彼の姿勢は強烈な印象を残しました。とても魅力的な人物ですね。
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