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ウンコはどこから来て、どこへ行くのか 人糞地理学ことはじめ ちくま新書1523
定価 ¥924
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2020/10/09 |
JAN | 9784480073303 |
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ウンコはどこから来て、どこへ行くのか
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商品レビュー
3.6
16件のお客様レビュー
肥料として集められ市場経済まで形成した糞が、いつ屎尿として処理されるに至ったか。化学肥料の普及のせいかな、と思ってたんだけど都市サイドの問題だったんだね。あと米国の占領と五輪。 ウンコの話だから川崎も出てきた。トイレットペーパー以前に使われていた棒とか、バキュームカーなどは日本民...
肥料として集められ市場経済まで形成した糞が、いつ屎尿として処理されるに至ったか。化学肥料の普及のせいかな、と思ってたんだけど都市サイドの問題だったんだね。あと米国の占領と五輪。 ウンコの話だから川崎も出てきた。トイレットペーパー以前に使われていた棒とか、バキュームカーなどは日本民家園で4年前に開催された「うんことくらし」展でも見ていたので良い復習になった。
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新書大賞2021ノミネート作品から積読になっていた一冊。しばらく通勤カバンに入りっぱなしだったけど、福岡行の飛行機で読了。 実家は俺が小学生の時まではボットン便所。祖父が週末に自分で汲み取って、畑に撒いていたことを思い出す。 名古屋の例を使った利用と処理の歴史の紐解きも興味深い。...
新書大賞2021ノミネート作品から積読になっていた一冊。しばらく通勤カバンに入りっぱなしだったけど、福岡行の飛行機で読了。 実家は俺が小学生の時まではボットン便所。祖父が週末に自分で汲み取って、畑に撒いていたことを思い出す。 名古屋の例を使った利用と処理の歴史の紐解きも興味深い。 猫見ていて思うけど、食べることと勝とも劣らず重要な排泄。汚物って一言で片づけちゃいけないなと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ウンコが現代人にとって忌避すべき存在であるが、それが忌避されるべき存在になったのかを歴史資料や文学資料、マンガまでを駆使してまとめている。 特に江戸時代は肥料として、お金を払って取引されていたが、屎尿として処理されるまでの経緯を丁寧に辿っていく研究が、彼女の本来の研究分野であるが、一番面白かった。都市化と衛生という概念が、糞尿を屎尿にしていくのは近代化の象徴でもあるし、それが今の世界中の共通認識になりつつある姿を見ると、失ってきたものの大きさを感じない訳にはいかない。 著者自身のトイレ体験から書き起こしているが、私自身、汲み取りも水洗も、また糞尿の肥料として使うのも経験していたので、この50年ほどの変化が実体験に照らして読む事が出来た。
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