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隠蔽人類 光文社文庫
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隠蔽人類 光文社文庫

鳥飼否宇(著者)

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隠蔽人類 光文社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2020/10/08
JAN 9784334790974

隠蔽人類

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商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2025/05/01

 なんという結末。大好き! ……とは思ったのですが、恐ろしくひとを選ぶ展開なのは一言添えておいたほうがいい気もする。あのひとのあの作品が好きなひとは絶対に好きそう、などとか考えたりもしてしまったのですが、なんだか言ってしまうと両方の作品の読む楽しみが減じてしまいそうなので、やめて...

 なんという結末。大好き! ……とは思ったのですが、恐ろしくひとを選ぶ展開なのは一言添えておいたほうがいい気もする。あのひとのあの作品が好きなひとは絶対に好きそう、などとか考えたりもしてしまったのですが、なんだか言ってしまうと両方の作品の読む楽しみが減じてしまいそうなので、やめておきましょう。  落命したアメリカの冒険家がアマゾンで発見した、という未知の民族『キズキ族』を探して、アマゾンを訪れた日本人の調査団。世界各国の調査団が見つけられなかった幻の民族には、証拠の捏造により実際は存在しない、と疑う声も上がっていた。その『キズキ族』をついに日本人調査団は発見する。(問題のあるやり方ではあるものの)彼らの血液を採取した彼らがDNAを解析すると、『キズキ族』がホモ・サピエンスではない可能性が浮上した。〈形態的にはそっくりで区別できなくても、遺伝子レベルでは別種と考えるべき遺伝的距離を持った集団〉のことを『隠蔽種』と呼ぶ。彼らは『隠蔽種』なのか――。  というのが、一章の前半部。一章単体で優れた短編になっていて、思い込みをひっくり返されるような快感があります。二章以降を紹介しようと思うと、この一章の結末を書かなければならないので、紹介はなかなか難しいのですが、驚きの連続、最後はこんな話に変貌を遂げるのか、と先の読めない展開が大好きなひとには、特におすすめです。

Posted by ブクログ

2025/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新人種発見に伴い、新たなウイルスや病原菌が世界に広まってー みたいな話かと思ってたが、全く違った。 アマゾンの奥地で新人種を発見した調査団。 しかし、発見した村人達には新人種ではなく、調査団のリーダーが新人種だったことが判明。秘密を隠匿するためにリーダー日谷は調査団のメンバーと村人達を殺戮するという1章の最後展開。毎回章の最後の驚きの描写がされ飽きはしない。 3章では日谷や村から連れてこられたミラ含め四人が一気に殺害され、そこからなぜか探偵のような犯人探しの描写が描かれる、 最後には日本人すべてが新人種であったというジェットコースターのような展開が繰り広げられる。 とんでもないスケールの物語でであった。

Posted by ブクログ

2023/09/11

アマゾンの奥地に調査に向かった日本の研究者たちは、そこで未知の民族を発見する。彼らのDNAは、ホモ・サピエンスとは大きく異なるものだった。 別種の人類……”隠蔽種”の発見に沸く調査団だったが、そんななか研究者の一人が殺害される。犯人はどうやら仲間の内にいるようで……。 隠蔽種...

アマゾンの奥地に調査に向かった日本の研究者たちは、そこで未知の民族を発見する。彼らのDNAは、ホモ・サピエンスとは大きく異なるものだった。 別種の人類……”隠蔽種”の発見に沸く調査団だったが、そんななか研究者の一人が殺害される。犯人はどうやら仲間の内にいるようで……。 隠蔽種——本来は別種だが外見上区別がつかず、同一種として扱われる種——をメインテーマに据えたミステリーです。 連作短編集になっていて、最初の話からどんどんと被害者・加害者が入れ替わり、どんどんスケールが大きくなっていく。型破りな話ながら、勢いでどんどん読めます。 もし、今地球上に生きるヒトの中に隠蔽種がいたとして、世界はどうなるのか。本当に作中のような扱いをされてしまうものでしょうか。見た目が変わらなくても? 言葉が通じても? 今までの歴史上の人種差別なんかを考えるに、絶対ないとは言い切れなくてちょっと怖いですね。もしかしたら、本当にすぐそばに隠蔽種はいるのかも? なんて考えてしまいます。 なお、テーマ上ある程度仕方ないのですが、人種差別・女性蔑視描写が結構きつめなので、苦手な人は注意です。

Posted by ブクログ