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アレックスと私 ハヤカワ文庫NF
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アレックスと私 ハヤカワ文庫NF

アイリーン・M.ペパーバーグ(著者), 佐柳信男(訳者)

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アレックスと私 ハヤカワ文庫NF

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2020/10/01
JAN 9784150505646

アレックスと私

¥605

商品レビュー

3.5

28件のお客様レビュー

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2026/06/20

20290619読了 Kindle 谷小夏さんのインスタで紹介されていて読んだ。 号泣したという口コミが多かったので覚悟して読んだが、アレックスの死に至るまでいろいろ説明が長かったため、そんな泣かなかった。 それより、谷小夏さんの紹介漫画を読んだ時の方が号泣した(すごく素敵な絵の...

20290619読了 Kindle 谷小夏さんのインスタで紹介されていて読んだ。 号泣したという口コミが多かったので覚悟して読んだが、アレックスの死に至るまでいろいろ説明が長かったため、そんな泣かなかった。 それより、谷小夏さんの紹介漫画を読んだ時の方が号泣した(すごく素敵な絵の作家さん。インスタの漫画やインコとの日々を描くぷじぇ日記がお勧め)。 ペッパーバーグ博士は科学者で事実を客観的に詳しく書こうとするため、感情に訴えかける文章やストーリーを期待してると、ちょっとくどく感じるのかなと思った。 アレックス君は凄いし訓練の過程も興味深いのだが、私が一番心を動かされたのはペッパーバーグ博士の生き様だ。自分が恵まれた環境で育った他力本願で意志薄弱な人間であるため、彼女の不屈の精神と強い意志の力は、真似できないし凄い思う。 すごく頭の良い女性で立派なキャリアがあるので、もっと儲かる研究も就職も出来るのに、どんな困難があってもお金がなくても、自分の信念を貫き通す彼女を応援したくなる。 ヨウムを始めとする喋る鳥、それからボタンを使って会話する犬や猫たちがどの程度言葉を理解しているのかは、かねてから興味があったので、訓練の様子やアレックス君の認知と理解の説明は分かりやすく面白かった。言葉を組み合わせて新しい言葉を作ったり、「ナッツ」を要求する際「N ,U,T」と一音ずつ発音したり、「none」という言葉でゼロの概念を表したり、ちゃんと意味が分かって会話しているらしい。 彼女が本書の中で何度も書いている、アレックス君が教えてくれた事、即ち「人間も自然の一部である」はキリスト教的な「人間は一番偉い」という価値観に対する反論なのだが、多くの日本人にとっては当たり前の感覚だ。進化論にしても天動説にしても、ペッパーバーグ博士が成し遂げた動物の知能の研究にしても、学問の世界において、西洋的な宗教の価値観で研究が妨げられるのは困ったことだな思う。 ヨウム飼ってみたいが、幸せに出来る自信がないので、SNSで動画を見て楽しむだけにしよう。

Posted by ブクログ

2025/12/12

100の語彙を使ってヒトと対等に交流した世界一賢いヨウム「アレックス」、その研究者アイリーン・M・ペパーバーグによる回想録。 ちなみにヨウムはオウムではなくて、ハトくらいの大きさのインコ。 そのアレックスが亡くなったところから始まるのだけど、世界じゅうから寄せられたアレックス...

100の語彙を使ってヒトと対等に交流した世界一賢いヨウム「アレックス」、その研究者アイリーン・M・ペパーバーグによる回想録。 ちなみにヨウムはオウムではなくて、ハトくらいの大きさのインコ。 そのアレックスが亡くなったところから始まるのだけど、世界じゅうから寄せられたアレックスへの弔意と賛辞の手紙やメールを延々と紹介していく第1章まるまる全部。P48までひたすら同じような内容で、まだ続くか!?ってなる。かなり飽きる。 著者のアレックスに対する愛はわかるけれど、読者には少々しんどい。クドい。 第2章から読み始めても問題ない。

Posted by ブクログ

2025/09/13

この本を読むまで、アレックスというとても賢い鳥(ヨウム)を私は知らなかった。アメリカでは、テレビや新聞にも取り上げられて、とても有名だったようだ。2007年に亡くなったときには、訃報が「NY Times」や「Economist」 にまで掲載されたという。 著者のペパーバーグ博士...

この本を読むまで、アレックスというとても賢い鳥(ヨウム)を私は知らなかった。アメリカでは、テレビや新聞にも取り上げられて、とても有名だったようだ。2007年に亡くなったときには、訃報が「NY Times」や「Economist」 にまで掲載されたという。 著者のペパーバーグ博士は、クルミほどの小さな脳の鳥であっても人間の5歳程度のこどもと同等の物体や数の認知能力、計算ができることをアレックスと名付けたヨウムによって証明した。私はオウムなどの鳥が人間の言葉を「真似できる」くらいにしか思っていなかったが、アレックスによってそれは見事に覆された。質問された物体や数を言い当てるだけでなく、自分の意志を言葉を使って主張するアレックス。実際にその能力は、時に「信じられない」と思うくらいだ。 ペパーバーグ博士は、このアレックスとの実験、研究によって、人間がほかの生物よりも優位である、人間は言葉をつかって思考することができるという点でどんな生物よりも圧倒的に高等である、といった思想に風穴をあけた。特に博士が研究を始めた1970年代ごろはそのような考えが支配的で、ペパーバーグ博士の研究は「サイエンス」や「ネイチャー」などの一流科学ジャーナルから相手にもされなかったようだ。 しかし、そんな逆風の中でも自己の信念と確信をもって研究を続け、アレックスもそれに応えるかのように能力を開花させていき、人々の認識を変えるまでの大きな成果を生んだのだ。 私自身は、人間以外の動物を下等だとか特に意識して思っていたわけではなかったが、あらためてこの本を読んで考えさせられることはあった。この本はアレックスの性格もとても魅力的で気軽に楽しく読み進めたが、最後の「彼が教えてくれたこと」の章をよみ、このペパーバーグ博士のアレックスとの研究は、人間の自然界における優位性を主張する思想に大きなインパクトを与えたのであり、人間の位置付けを見直す契機へといざなうものであった。 アレックスが寿命より20年も早くなくなってしまったのは悲しいとしか言いようがない。アレックスの動画を少し見たら、このような研究のための実験が、ヨウムに耐えがたいストレスを与えたがために早くなくなってしまったのだ、とのコメントもあった。本の中では、週に一度の健康診断やヨウムにストレスがかからないように非常に配慮している場面が端々に見られたが、確かにそうかもしれない。なんでアレックスがなくなってしまったかは誰にもわからないだろう。ただ、やっぱり、目を見張る能力を示して動物の可能性と人間についてあらためて見直させてくれたアレックスには感謝したい。

Posted by ブクログ

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