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俵万智(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川文化振興財団/KADOKAWA
発売年月日 2020/10/02
JAN 9784048843812

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商品レビュー

4.1

32件のお客様レビュー

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2025/10/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

俵万智さんのお子さんを詠んだ句が好きで、電車で涙ぐんでしまう。 分からない言葉はその都度調べているが、石筍の後にカンダタを調べたら笑ってしまった。 好きな句↓ ほめかたが進化しており「カフェ飯か!オレにはもったいないレベルだな」 夕焼けと青空せめぎあう時を「明う暗う」と呼ぶ島のひと 雨の降る確率0パーセントでも降るときは降るものです、雨は 唐突に「少子化」という語をつかい子が書くサンタさんへの手紙 あす会えるあした会えると思うとき子を産む前の夜を思い出す 「短所」見て長所と思う「長所」見て長所と思う母というもの

Posted by ブクログ

2025/07/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初めての俵万智さんの歌集。 世相を切り取ったものも良いですが、子育てに関わるものがすごく沁みます。 最後とは知らぬ最後が過ぎてゆく その連続と思う子育て これが本当に好きです。 気づけばいつの間にか声変わりしていた息子。あの可愛らしい声を最後に聞いたのはいつだった? 一人でお風呂に入るようになった娘。最後に一緒に入ったのはいつだった? どんどん成長していく子どもたち、知らないうちに最後になってしまったことってたくさんあるんですよね。 あっという間に過ぎていく子どもたちとの時間を、大切にしなければと改めて思いました。

Posted by ブクログ

2025/05/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とてもいい! 短歌がここまで心に響くなんて知らなかった。 短い歌のなかに、情景や感情や皮肉があって、 推測する余白があるから、我がことのように心に響く。 凝縮されているようで、広くとらえていて、余白がたまらない。 特に今回の歌集は、子の成長と社会のありよう歌っているので、今の私にとても響く。 響いたものを抜粋して。 またこれが数年後に読むと響く歌も違うんだろうな。響き方も違うんだろうな。 それもまた面白い。 ・手伝ってくれる息子がいることの幸せ包む餃子の時間 ・必需品優先というアマゾンに本の流通滞る夏 ・子育ては子ども時代をもう一度味わうものと思う朝顔 ・君の死を知らせるメールそれを見る前の自分が思い出せない ・子のために願うことなかれ願うとは何かを期待することだから ・抱きしめて確かめている子のかたち心は皮膚にあるという説 ・しゃべれども伝えたきこと多すぎて、否、なさすぎて右手を包む ・「短所」見て長所と思う「長所」見て長所と思う母というもの ・親という役割だけを生きる日の葉桜やさし授業参観 ・最後とは知らぬ最後が過ぎてゆくその連続と思う子育て ・動詞から名詞になれば嘘くさし癒しとか気づきとか学びとか

Posted by ブクログ