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絵ことば又兵衛

定価 ¥1,925
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2020/09/30 |
JAN | 9784163912622 |
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絵ことば又兵衛
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商品レビュー
4.3
12件のお客様レビュー
2025.2.6完了 吃音の持ち主が絵師として成功していくお話。当初は吃音をベースに話が進められていくが、中盤からは吃音よりも生家へこだわりが強くなる。時代として武家の接点があまり描写のないのはいい感じ。
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- ネタバレ
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谷津矢車の歴史小説。主人公絵師岩佐又兵衛は実在の絵師で荒木村重の子供というのも史実らしい。てっきり架空の人物架空の設定かと思ったのだが…。 物語は天賦の画描才能を有しつつも、将来の吃癖と不器用な生きざまの主人公又兵衛が、器用な立ち回りが生き残る必須の術ともいえる織田豊臣徳川の時代変遷の中に生きていく様を描く。 絵を描く描写の丁寧さが読みどころながら、絵心が皆無な俺にとっては、人間描写の巧さが核心部であり味わいどころだった。 人と関わることに不器用で苦手な又兵衛がその煩悶の逃げ口として余計に絵にのめりこむ様や、後半のある瞬間に自分の絵を完遂させるために、人との関わりをひとつ深く入り込むあたりの下りは、のめりこみ過ぎて通勤電車で危うく目的駅を通過しそうになったほど。 「人は誰しも後悔を引きずって生きるもの」という結論に自分のくだらない人生を照らし合わせて、なんかすごく安心させてもらった。
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2022.7 説明も多いし、血肉躍るシーンもないしハッピーなシーンも無いけれど静謐な空気が流れる良い小説でした。 力のある若い作家さんの小説はいいね。
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