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交響録 N響で出会った名指揮者たち
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交響録 N響で出会った名指揮者たち

茂木大輔(著者)

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交響録 N響で出会った名指揮者たち

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 音楽之友社
発売年月日 2020/09/25
JAN 9784276211315

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商品レビュー

3.4

10件のお客様レビュー

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2024/08/06

著者がオーボエ奏者としてN響で出会った指揮者との思い出を綴ったもの。1990年~2019年までの29年間なので、指揮者の数も多く、企画として面白そうだと思ったが、以外に面白味は少なかった。まず、内容がどれも薄味なのが残念である。あとがきに、「指揮者の方とは食事時出かけたり、個人的...

著者がオーボエ奏者としてN響で出会った指揮者との思い出を綴ったもの。1990年~2019年までの29年間なので、指揮者の数も多く、企画として面白そうだと思ったが、以外に面白味は少なかった。まず、内容がどれも薄味なのが残念である。あとがきに、「指揮者の方とは食事時出かけたり、個人的な会話も本当に少なかった」、「リハーサルの具体的な内容や、演奏の細部などをほとんど記憶していなかった」と書いてあり、そのため抽象的であっさりとした内容になったのであろう。 本書は著者が初共演した時の印象を書くという定点観測方式なので、指揮者といつの時点で共演したかによって、その印象は変わってしまうということもある。マゼールを好々爺然としていたと書いているが、それは最晩年(死の2年前の2012年)だったからだろう。 また、ほとんどの指揮者に対して褒めている。差し障りのない、本音が抑えられた感じで、面白味のない文章であった。これは、N響を定年退職後、ご自身が指揮者として活動しておられるので、立場上、先輩指揮者に対して悪いことを書けないというのがあるのだろう。オケマンの立場で思ったことを自由に書けば面白いのだろうが、自分が指揮者の立場になれば、じゃあお前はどうなんだとなってしまう。 さすがに文章は読みやすいが、茂木氏のファン以外にはお勧めしにくい。

Posted by ブクログ

2024/05/15

私自身がN響ファンでも指揮者ヲタクでもないので、読んでフーン程度なのだが文章としては良く書けている。ただ著者は奏者から指揮者に転向してしまったので師弟関係やら忖度やらでハッキリ書けない部分もあるのではないか。最も賛同したのは似非古楽な指揮者ノータリントンの項。 著者の指揮は知らな...

私自身がN響ファンでも指揮者ヲタクでもないので、読んでフーン程度なのだが文章としては良く書けている。ただ著者は奏者から指揮者に転向してしまったので師弟関係やら忖度やらでハッキリ書けない部分もあるのではないか。最も賛同したのは似非古楽な指揮者ノータリントンの項。 著者の指揮は知らないが奏者としてのバッハ演奏は資料としてリリンクのカンタータ全集を持っているが私の好みではない。

Posted by ブクログ

2023/10/02

茂木大輔氏は元NHK交響楽団の首席オーボエ奏者だった人。さすがNHK交響楽団だ、錚々たる指揮者たちに客演してもらっている。ソロで吹く場面も多い茂木氏は指揮者にいじられることが多々あったようだが、意外と指揮者と楽団員が会話を交わすことは少なかったようだ。それでもそれぞれの指揮者の個...

茂木大輔氏は元NHK交響楽団の首席オーボエ奏者だった人。さすがNHK交響楽団だ、錚々たる指揮者たちに客演してもらっている。ソロで吹く場面も多い茂木氏は指揮者にいじられることが多々あったようだが、意外と指揮者と楽団員が会話を交わすことは少なかったようだ。それでもそれぞれの指揮者の個性が伝わって来るエッセイで面白かった。サヴァリッシュ、あの強面の顔の通り、自分の構想通りきっちり指揮する人だったようだ。怒鳴ったりはしなかったようだけど。楽団員に最も愛されたというホルスト・シュタインは実演が聴きかったなあ。シャルル・ヂュトワはバチバチに練習をやりこんだようだ。だからこその名演になったんだねえ。アンドレ・プレヴィン、なかなか楽しそうだ。ロジャー・ノリントンとは上手くいかなかったようだね。NHK交響楽団にはノン・ヴィヴラート奏法は合わないんだよ。というか楽団のプライドが高すぎてやる気がないのかもね。テレビでリハーサルの様子を放送しているのを見たが。ロリン・マゼールはさすがの貫禄。パーヴォ・ヤルヴィは楽団の個性を引き出す指揮者だそうだが、実際にはどんなことをしたんだろう。クラリネットの松本くんが面白かった。

Posted by ブクログ

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