20代で得た知見

F(著者)

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2020/09/19
• JAN: 9784046047991

商品レビュー

2024/11/13

著者の考えに共感できない部分もあるが、心に響く文章は多かった。

10代の時に1度読み、23歳になった今、再読。
10代の頃は恋愛にすべてを捧げていたから、最終章の『愛に関する幾つかの殴り書き』で目に留まる文章が多かったが、今は1・2章を時間かけて読むようになっていた。

個人的には以下の文章が刺さり、今後に活かしていけそうだと感じた。また来年再読し、響く言葉が変わっているか確かめようと思う。

･自信がないのは最大の武器
→自信が無い、自分ができていないという自覚があるからこそ、努力することができる。自信がないのは決して悪いことではない。

･幸せになるために不幸になる必要は一切ない
→日々の幸せを犠牲にしてまで、やる必要がある仕事など無い。

･1番不要なものは感情。淡々と続けるしかない。
→習慣化するにはモチベを維持することに意識を向けるのではなく、とにかくどんな時でも少しだけでもやること

2024/11/06

29歳の私。20代もあと半年ほどなので読んでみようかなと書店で手に取った。

少し寒い感じのポエムが続くし、この本から何かをしっかりと受け取ることは出来ない。

ただ、人生は選び続けないといけないことと、
手にしなかったからずっと覚えていることと、
好きな人をたくさん褒めること。

これは覚えておきたいかも。
いいなと思っても口に出さないことが多いから、ちゃんと伝えよう。そして私がいなくても、私の言葉が好きな人の自信になってくれたらいいと思った。

私は、好きな人と同じ時代を生きていることには必ず意味があると思う。たとえその人を好きでいることが、どんなに難しくても。

このフレーズも好きだった。

2024/11/04

普段は読まないジャンル、エッセイ？なのかな。普段自分が思っていることを綺麗な文体にしてくれている感じと、思いもしなかった学びがある本だった。