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沖晴くんの涙を殺して
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2020/09/16 |
JAN | 9784575243277 |
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商品レビュー
3.9
37件のお客様レビュー
「死神は呪いをかける。志津川沖晴は笑う。」 いつも笑っている。 生死を彷徨っている時に取引を申し込まれたら、多くの人が条件を適当に聞き流して願ってしまうだろうな。 「死神は嵐を呼ぶ。志津川沖晴は嫌悪する。」 突然感じたことは。 何も知らない子供のような優しさだったのかもしれない...
「死神は呪いをかける。志津川沖晴は笑う。」 いつも笑っている。 生死を彷徨っている時に取引を申し込まれたら、多くの人が条件を適当に聞き流して願ってしまうだろうな。 「死神は嵐を呼ぶ。志津川沖晴は嫌悪する。」 突然感じたことは。 何も知らない子供のような優しさだったのかもしれないが、周囲から見れば異常なことにしか見えないだろ。 「死神は命を刈る。志津川沖晴は怒る。」 広まっていく噂話。 護りたい気持ちが先行してしまっているのだろうが、全ての情報を知らない他人が口出しするのは違うだろ。 「死神は連れてくる。志津川沖晴は泣く。」 戻ってきていない。 何も感じなかった期間が長ければ長いほど、取り戻した時に溢れてきた気持ちを止めることは不可能だろう。 「死神は弄ぶ。志津川沖晴は恐怖する。」 失う悲しみを知る。 全てを思い出してしまったからこそ、相手の気持ちを考えるよりも先に自分の気持ちを優先したのだろうな。 「踊場京香は呪いをかける。志津川沖晴は歌う。」 乗り越えて生きる。 一生癒えることはない傷になるかもしれないが、それでも向き合うことが出来たのならば大丈夫なのかもな。 「死神の入道雲」 失った日に産まれ。 話すどころか会うことすら出来ないことを、時間はかかってしまったが受け入れることが出来たのだろうな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
男女の大切な存在、そして片方が病気になって亡くなるお話し、予定調和で感動を誘うストーリーは結構ある。そういうお涙頂戴の読書は途中で止めてしまう。今回作者は感動を誘うことなく、喜び、悲しみ、怒り、嫌悪、恐れを登場人物の心情にぶつけ、隠さず描写した。さらに「死」というある意味「格好悪い様」を逃げずに読者に伝えた。自分の将来の「死」へのリアリティある姿に投影することに成功したんだと思う。なので、久しぶりに涙が溢れた。男性主人公の東日本大震災での喪失体験、PTSD、さらに大切な人の死。でも、生きるしかないんだ!⑤
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東北大震災で家族を失い一人ぼっちになった沖晴。孤独な彼に残されたのは「喜び」という感情。大切な人ができた時、沖晴はさまざま感情を取り戻して強くなっていく。ネガティブな感情も生きていくには必要なものかもしれない。「死」と「生」そして人とのつながり。悲しくて切なくも、人の温かさが伝わ...
東北大震災で家族を失い一人ぼっちになった沖晴。孤独な彼に残されたのは「喜び」という感情。大切な人ができた時、沖晴はさまざま感情を取り戻して強くなっていく。ネガティブな感情も生きていくには必要なものかもしれない。「死」と「生」そして人とのつながり。悲しくて切なくも、人の温かさが伝わる。
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