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がろあむし
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 偕成社 |
発売年月日 | 2020/09/16 |
JAN | 9784034370803 |
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がろあむし
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商品レビュー
4.9
8件のお客様レビュー
1匹のがろあむしだけでなく、絵で人間の森への侵略が生命への影響をもたらすことも暗示しているのかどうかを知らんけど…。まあ、興味深かったです。がろあむしって2mmくらいなの。ちっちゃいから、山道を歩いてても、よほど注意してないと、見つけられなそう。
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作者はあとがきでこう書いている。 ◯この絵本では、人の暮らす町と暗黒の生物世界がひとつの地面でつながっている、ということを描きました。 ガロアムシという2センチくらいの赤っぽい虫。初めて知った。その虫の生まれてから死ぬまでが描かれている。 舘野鴻さんは、熊田千佳慕さんのお...
作者はあとがきでこう書いている。 ◯この絵本では、人の暮らす町と暗黒の生物世界がひとつの地面でつながっている、ということを描きました。 ガロアムシという2センチくらいの赤っぽい虫。初めて知った。その虫の生まれてから死ぬまでが描かれている。 舘野鴻さんは、熊田千佳慕さんのお弟子さんだとか。以前、偶然気になって手にした本、『私は虫である』(熊田千佳慕著)とつながった。師弟と知って納得する。自然と人を見る目が似ている。 自然や色々な生き物と、その時々で一体となって対象を見ている(感じている)感じが似ていると感じた。 ガロアムシが生まれて死んだ8年間で、同じ場所がどう変わったかを示す絵がある。森林が伐採されて、田畑が野球場やサッカー場、テニスコートに変わっている。そして、もちろん、そこにはかつて長い年月をかけて自然が作り上げてきた土壌が大量にあり、多くの虫たちが暮らしていた。 ◯変わらないものはあるのでしょうか。循環し続ける命の境目は、どこにあるのでしょうか。 絵だからこそより強烈に伝わるガロアムシの存在感と、この作者の言葉により、ガロアムシの命の面影がより色濃く、そして同時に儚く感じられていつまでも離れない。 とても印象的で素敵な絵本でした。
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ガロアムシ、名前すら知らなかった。 写真ではこういう絵本は作れない。 絵本の利点が最大限に生かされている。
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