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アンソロジーしずおか 戦国の城
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アンソロジーしずおか 戦国の城

アンソロジー(著者), 秋山香乃(著者), 早見俊(著者), 芦辺拓(著者), 彩戸ゆめ(著者), 蒲原二郎(著者), 坂井希久子(著者), 永井紗耶子(著者), 谷津矢車(著者), 杉山大二郎(著者), 鈴木英治(著者)

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アンソロジーしずおか 戦国の城

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 静岡新聞社
発売年月日 2020/09/16
JAN 9784783811213

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商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2024/06/23

静岡にある城にまつわるアンソロジー。短編なのだが年代を順に追ってくれたら良かったがバラバラだったのでもう少しまとめて欲しかった

Posted by ブクログ

2023/03/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

静岡の10城を舞台にしたアンロソジー。 今や堀跡など遺構しか残っていない草生したような場所でも、かつてこんなドラマが繰り広げられていたかも、と思いを馳せながら訪れればまた楽しいかも、と思わせてくれる。 折しも大河ドラマでタイムリーな時代だけれど、ドラマでは描かれない、表には出てこないような人たちも必死に生きていたのだと胸が熱くなった。 ・・・ けど!!! なんで馬場美濃守を鉄砲隊に撃たれて死んだことにしたかなー???(諏訪原城) 馬場は設楽原の戦いの後、勝頼退却を見届けた後取って返して追ってに自ら首を与えたのです。 武将にとって死に様は己の名誉に関わるほど大事なことだと思う。 山県は撃たれて片手が使えなくなっても軍配を口に咥えて突撃を重ねて銃弾に倒れた。それもまた死に様。 でも馬場のそれは違う。 物語の流れ的にはそうするのが簡単だったのかもしれないけど、安易に変えていいものではなかった。 末裔の1人として非常に悔しく、残念だった。 そこだけが残念。

Posted by ブクログ

2022/01/25

群雄割拠の戦国時代、静岡は駿河・遠江・伊豆の三国に分かれ、徳川・武田・今川・北条が要衝を築き覇権を争いました。静岡に限ったことではないと思いますが、実は教科書に載らない物語に、面白いものがたくさんあるのです。 戦国時代の静岡といえば、今川義元という織田信長の踏み台にされてしまった...

群雄割拠の戦国時代、静岡は駿河・遠江・伊豆の三国に分かれ、徳川・武田・今川・北条が要衝を築き覇権を争いました。静岡に限ったことではないと思いますが、実は教科書に載らない物語に、面白いものがたくさんあるのです。 戦国時代の静岡といえば、今川義元という織田信長の踏み台にされてしまったで一躍有名。いつだか、職場の山梨出身の後輩が「武田信玄が有名ですが、三英傑には敵わない」と嘆いていたので「今川義元よりはいいのでは」と答えたところ「確かに」と大きくうなづかれた記憶があります。 酷い話だ。地元愛もあったものではない。 そんなパブリックイメージは置いといて、戦国時代の静岡の城10ヶ所10編のアンソロジーです。徳川・武田・今川・北条の最前線となった土地柄、戦場になることが多く、敗戦の物語が多いです。 中では「紅椿」が好きでした。お田鶴の方という曳馬城の女城主。予備知識のない物語は新鮮な喜びがあるし、女丈夫は大好きです。 長編するには情報が足りなくても、アンソロジーのような短編で読むことができるというのは嬉しい。これ、誰が言っていたのだったか。幕末にロシア通訳になったという人物の小説を読んだ時だったか。歴史小説ベストに収録されたどれかだったと思う。贅沢をいえば、各都道府県で同じようなアンソロジーを読みたいものです。北海道は無理か、各都府県でお願いします。

Posted by ブクログ

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