マインドフル・イーティング 過食から自由になる心理学

ジーン・クリステラー(著者), アリサ・ボウマン(著者), 小牧元(監訳), 大森美香(監訳)

• 販売会社／発売会社: 日本評論社
• 発売年月日: 2020/09/15
• JAN: 9784535984875

商品レビュー

2024/09/22

★マインドフルイーティング
・瞬間瞬間に意識的に注意を払いながら食事をしていく方法
→体脂肪を自然と減らしていくことができる。

・食事に意識を向けることで、食事内容にも意識が行くようになる。
→健康的な食材を多くし、不健康な食材を少なくすることができる。

〇Why？
・自分の内なる食べる感覚（味覚・嗅覚など）に意識を向けることで、食べる満足感を咀嚼し、食べすぎを防ぐことができるから。

・外なる知恵＝食べ物を食べることによって得られるメリット（栄養素、美味しさ・食感・楽しさなど）に意識を集中して食べることができるから。
例：サーモンはタンパク質・抗酸化作用がある、アボカドは良質な脂質・抗酸化作用がある。

〇準備
・マインドフルネス瞑想を前段階に実施すると良い。
今に集中する練習。
手順
腹式呼吸（3~4回）→普通のリズムやペースに戻して呼吸→呼吸に意識を向ける→呼吸に意識を戻していく　これを10分～20分

・ミニ瞑想
食べる前にするぐらいの短期バージョン。
手順
深い呼吸をしリラックス
→自分の心の意識を向ける＝なぜ食べたいのか？空腹なのか？CMなどの影響？＝どう対応していくか選択する能力を養っている状態。

〇実践
目を閉じて２～3回深呼吸→食べ物を観察する→口の中に入れてどのように感じ味わえるか意識する→ゆっくりと噛み始める→いろいろな考えや気持ちに気づく。（産地や生産方法、食感・栄養素など）→残りの食物を食べる前に考える（食べるか食べないのか）→深い呼吸をしてルーティングを繰り返す

〇感想・意見
普段動画を見ながら食事をしている自分には刺さる内容だった。
確かに「食べる満足感を得たい→食べるという行動につながる」ため1回の食事で満足感を得られれば間食等の回数を減らせるのは納得。
また、所定のルーティングでマインドフルネスするついでによく噛む習慣を継続することも期待できそうだと感じた。

2023/01/25

この本のおかげで、表参道のベン&ジェリーズが閉店していたことを知った。あああ～！

それにしても、「胃の満腹感」と「身体全体の充足感」の違いを認識するために、大量の水を速く飲む…ってのは、スゴい！

2020/10/11

本当の空腹感とつながることが、マインドレスな食事を最も強力に抑制する方法の1つという話には納得。最近は空腹といかに付き合うかを意識するようになった。