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中東政治入門 ちくま新書1514
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中東政治入門 ちくま新書1514

末近浩太(著者)

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中東政治入門 ちくま新書1514

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2020/09/09
JAN 9784480073440

中東政治入門

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商品レビュー

4.5

13件のお客様レビュー

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2025/08/05

非常によくまとまっていて初学者に親切な本です。中東イコール石油産油国の偏見は分類でよく分かります。中東はアフリカの北部の国、アジア内陸の国まで広がっている基本から勉強になります。久々に一気に読んでしまいました。中東勉強の良書です。

Posted by ブクログ

2025/02/19

1. 中東の独立運動と植民地主義の影響 - 独立達成の背景: 1971年までに多くの中東諸国が独立を達成。これは、植民地支配が経済的負担を強めたため、列強が撤退を余儀なくされたからである。 - 反植民地主義運動: エジプトのワフド党やアルジェリアのFLNなど、政党や政治組織による...

1. 中東の独立運動と植民地主義の影響 - 独立達成の背景: 1971年までに多くの中東諸国が独立を達成。これは、植民地支配が経済的負担を強めたため、列強が撤退を余儀なくされたからである。 - 反植民地主義運動: エジプトのワフド党やアルジェリアのFLNなど、政党や政治組織による独立運動が隆盛。一方で、抗議デモや暴動など多様な形態での抵抗も見られた。 - 国際的な民族自決の潮流: 第一次世界大戦以降、国際的に民族自決が高まった影響で、植民地国家が次々と独立を果たした。 2. 独立運動と西洋列強の対応 - 抑圧と暴力: 西洋列強による抑圧の程度が、各国の独立運動の暴力性に影響。抑圧が強いほど、独立運動も過激化する傾向があった。 - ケーススタディ: フランスによるシリア・レバノンの独立承認(1946)とアルジェリアの独立拒否(1962)など、支配形態の違いが独立の過程に与えた影響。 3. 中東の国家形成 - イランとイスラエルの独立: イランは1925年にバフラヴィー朝が成立。イスラエルは他の植民地と異なり、明確な衝突なしに独立した。 - イランの石油と従属: イランの近代国家形成には石油の存在が大きく影響も、経済的・政治的従属を強める要因ともなった。 4. 権威主義体制の持続 - 中東の権威主義: 中東諸国の多くは権威主義体制であり、これが民主化を妨げる要因となっている。権威主義体制は、合理的な権力維持戦略に基づいている。 - アラブの春: 2010年以降、多くの国で抗議デモが発生し、権威主義体制への挑戦が見られた。特に、チュニジアやエジプトでは社会運動が活発化。 5. 内戦と紛争の要因 - 内戦の頻発: 中東では内戦が頻発しており、特に2010年以降、アラブの春を契機に状況が悪化。 - 外部介入の影響: リビア、シリア、イエメンなどの国々では、外部からの介入が内戦を深刻化させる要因となっている。 6. 経済発展と社会問題 - 石油収入の呪い: 中東の産油国は、石油収入を国民に分配することで権威主義体制を維持。しかし、これは経済的・社会的な問題を生む要因ともなっている。 - 非産油国の停滞: 非産油国は、国家主導の経済政策や輸入代替工業化に取り組んできたが、効率性の欠如や格差の拡大を招いている。 7. 宗教と政治の関係 - 政教分離の難しさ: 中東における宗教の力は強く、政教分離が進まない理由は、各国の憲法における「宗教条項」やイスラーム主義運動の影響がある。 - 宗派対立の影響: スンナ派とシーア派の対立は、政治的要因や内戦の中で強調されるが、宗教の違いだけでは説明しきれない複雑な背景がある。

Posted by ブクログ

2025/01/17

タイトルにあるように中東政治への「入門」書ではあるものの、著者があとがきでいうように「ソフトすぎる概説書」と「ハードすぎる専門書」の間の橋渡しと言える本。確かに「門を入った向こう側に広がる知の世界へと読者を誘うための本」に間違いない。 イギリスの三枚舌外交で語られるような西欧の影...

タイトルにあるように中東政治への「入門」書ではあるものの、著者があとがきでいうように「ソフトすぎる概説書」と「ハードすぎる専門書」の間の橋渡しと言える本。確かに「門を入った向こう側に広がる知の世界へと読者を誘うための本」に間違いない。 イギリスの三枚舌外交で語られるような西欧の影響や石油、宗教など中東を特徴づけると思われる軸を踏まえながらそれだけではない中東の地域研究と社会科学の間を噛んで含めるように読者の思考のスピードに合わせて説明してくれる良書。 昔イエメンやモロッコを旅して仕事でサウジアラビアやドバイとも少しは関係した身としてとても興味深く読めたし知識としてもっと深く知りたいと思わせてくれる本だった。 著者は最近ニュース番組でイスラエルのガザ侵攻について解説を行なっていた。その名前を聞いて小学校と高校の同級生だと気づいたのがこの本を読むきっかけでした。素晴らしい本をありがとう。

Posted by ブクログ