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異聞浪人記 河出文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2020/09/08 |
| JAN | 9784309417684 |
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異聞浪人記
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異聞浪人記
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
金を得るために、切腹する気もないのに切腹する振りをして、その男気に対し金を出す大名。 ただ、あまりに切腹する振りをする侍が増えたため、本当に切腹させてしまおうとする大名と、家族のために本気の覚悟で切腹をする若者と、その仇を取ろうとする父。 書いているとゴチャゴチャしていますが、読...
金を得るために、切腹する気もないのに切腹する振りをして、その男気に対し金を出す大名。 ただ、あまりに切腹する振りをする侍が増えたため、本当に切腹させてしまおうとする大名と、家族のために本気の覚悟で切腹をする若者と、その仇を取ろうとする父。 書いているとゴチャゴチャしていますが、読めばわかりやすいです 笑 侍の死の中に、命の尊さを感じられます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
歴史小説を自分で選んで読んだの初めて。 登場人物の名前とか覚えにくくて、何回か戻りながら読んだけど、ストーリー自体は分かりやすくて面白かった。古い言い回しで「ん??」ってなっても、すぐに現代語に近い言葉でまとめられてた。武士の生き様、みたいなのかっこよくて好きだったけど、この本だとかっこいいだけじゃなくて泥臭さが描かれてた。武士としてこうありたいっていう理想はありつつも、単にそこに報いることが如何に難しいかと、内面いくらぐじゃぐじゃでもそれを見せない強さに余計惹かれた。心が腐ったって言わぬが花。 解説で、死ぬことが100%重んじられる宗教みたいな世の中が終わった、その後の武士についての話みたいなこと書かれてた。実際、死ぬことを散々迷って怖がって、そういう武士の姿が書かれてて、どの話もめちゃくちゃうるうるしながら読んだ。中でも⬇はお気に入り。 「下野さまの母」 若狭様が嫌々だったとしても受け入たことを、頼んだ周りの人たちよりも固く最後まで貫いた覚悟と責任感がかっこよくて、切なくて、それを汲んだ修理も強いなあって思った。でも、それを妻のいよにも強いるのは違くない?って感じた。誰よりも近くで自分を支えてくれる人なのに、そこは不安を取り除いてあげてよおおおおって思った。器用に生きろよ!!!笑 でもその感覚の違いが今と武士社会の違いなんだろうなあって思った。 「蛍橋上流」 唯一誰も死なずに済んだ話、綾井かっこよ、頭いい。こんなに口が固くて誰かを蹴落としたりせず、優しさも器用さも持ち合わせてるって身近にいたら絶対惚れるわ笑 おれにまかせろって果たし合いをする双方に言って、どっちも傷つけずにほどほどの真実とほどほどの嘘を混ぜて、ほんとにどっちも丸め込んで、信頼されててこそできることだなって感じた。人望厚そう。現代だったら仕事できるのに威張らずピエロにもなれて、上司からも部下ならも頼られる人なんだろうなあって思った。好き。 「仲秋十五日」 視点が変わると、見えるものってこんなに変化するんだなあって思った。表面的には、平馬と治右衛門は志の高い武士だった。大膳亮が見ていた2人は、苦しみながらも武士らしく居ようとする哀れな若者だった。妻から見たら、当時は完全に隠してしたとしても、真実が分かって見方が変われば必死に耐えようとしても耐えきれない、普通の人間だった。
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