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娘を呑んだ道 小学館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2020/09/08 |
JAN | 9784094067057 |
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娘を呑んだ道
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商品レビュー
3.6
9件のお客様レビュー
スェーデン北部の村で起こった失踪事件。娘を失った父親が執念の捜索を続ける。森や湖の美しい描写、人間心理への深い探究と、残酷な犯罪、、、スェーデンミステリーの読み応えある一冊。
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あらすじ スウェーデン北部。湖と森がある田舎町。3年前17歳のリナは行方不明になる。バス停まで送った高校教師父親レレは未だに探し続けながら、荒れた生活を送っている。 十代の少女メイヤは男から男へと渡り歩く母親が、新しい男性と住むためこの地にやってきた。そのうち、カールヨハンという恋人の実家に住む。この一家は独特の考えをもっていた。スマートフォンは持たず、世界を滅ぼすという考えた。そのため家には武器やシェルターがあった。 自然の描写が美しい。スウェーデンミステリーの中でも、北部を舞台にしたものは珍しいそうだ。森や湖畔、ボロボロでも山小屋のような家は読んでるだけでうっとりする。どこまでも続く国道95号線、シルヴァーロードも雰囲気がある。ミステリー自体も面白く、途中までは、打ちのめされた父親レレと、メイヤが特に接点もなく描かれる。第2部から話がバチっとはまってきて、さすが「ガラスの鍵」賞受賞作品だなーと楽しんだ。
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犯人に意外性がなかったような気はしたが、全体を通して読みやすく楽しめた。 北欧の作品らしい森の描写が良かった。
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