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生きるということ 新装版
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 紀伊國屋書店 |
| 発売年月日 | 2020/08/28 |
| JAN | 9784314011761 |

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商品レビュー
4.1
31件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「To Have から To Beへ」財産、知識、健康、社会的地位、権力・・・「持つ」ことがすべてでいいのか?という命題が突きつけられる。 この「持つ」ことがすべての社会が、現在の主流をなしつつあり、しかもその「持つ」ことが全ての社会が、現在の諸問題の根源であり、そして人類の消滅という人類的、世界的危機の原因であるとしたら、我々はすぐにでも「持つ」ことがすべてという考えを改めねばならない。 では、「持つ」という概念に対する概念とは何か?フロム氏はそれが「To Be (ある)」ということであると導きだし、我々に示してくれた。 本書の訳者は、そのあとがきで、著者エーリッヒ・フロムのことを「心理学、生物学、社会学、神経生理学などのあらゆる面から人間を観察、研究し、その悲劇的な限界を見極めたうえで、なおかつ生を肯定するのである」と述べている。 本書は、現代の人類的危機(=悲劇的な限界)の予言書であり、なおかつその危機を回避するための、貴重な提案書でもあると思う。 本書の最終章で、現在の様相を的確に言い当てている。 「社会の力、多くの住民の冷淡さと無力さ、ほとんどすべての国の政治的指導者の無能さ、核戦争の脅威、生態学的な危機、それだけで世界の多くの地域に飢饉をもたらしうる気候の変化のような現象」・・・このような危機的状況から我々は脱却できるのか? 著者は「救済の一応の見込みはあるのだろうか?」と述べている。 その疑問符をうけて、次下では、「商取引の観点に立てば、そのような可能性はない。理性的な人間であれば、勝ち目が僅か2%しかないのに、全財産を賭けたり、儲かる見込みが同じようにわずかしかない投機的事業に、多くの資本を投じたりはしないだろう。」と述べている。 この言葉も生々しい。核戦争の危機が終末時計で数十秒のところまできており、世界の指導者が無能のように見える国際的な情勢、世の中の趨勢を目の当たりにして、それに対抗する理性の勝利が僅か2%しかないというのは、まさに現実問題以外のなにものでもない。 果たして、この流れを止めることができるのか?人類が自ら救済できるのか?どんどん泥沼に足をすくわれていくのではないのか?我々は手をこまねいて、その蟻地獄のうずにまきこまれていくしかないのか? 著者は、「一応の見込み」を今後の人類に示してくれている。 新しい「社会」と新しい「人間」の実現は、次の諸条件が満たされたとき、初めて可能となる・・・と。 利益、力、知性の古い動機付けが、「あること」、分かち合うこと、理解することの新しい動機付けに取って代わられること。 市場的性格が「生産的な愛する性格」に取って代わられること。 サイバネティクス宗教が、新しいラディカル・ヒューマニズム精神に取って代わられること(※それらの定義は本書のなかでされている)。 では、どういう人物が力を併せたときそれが実現できるのか?・・・抽象的表現ではあるが、「知恵と、信条と、信条に従って行う勇気とをもった人間」といい、彼は過去に存在した人物の中で、仏陀、キリスト、マイスター・エックハルト、マルクス、シュヴァイツァーたちの考えを本書に多く引用している。 すなわち、彼らが「To Be」の生き方を肯定し、実践してきた代表的人物ということだ。そして、彼らのような指導者が現れ、また人々が「To Be」の生き方に共感し、チェンジしていくことができるときに、我々は救済されるということだろう。 この「To Be」の生き方を知るだけでも、我々の日常の生活は、様々な束縛から解放される。なぜなら、我々は、端的に言えば、物を手に入れたり(すなわちTo Have)、貯えたりしなければいけない環境に組み込まれ、奪い合うために競争し、果ては戦争を起こし、自然や生態系を破壊して自滅しそうになっている、そういう世界や社会に生きているから。 本書は、自らの生き方の解放から、世界的課題の解決までを含めた濃厚な一書であると思う。
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いやあ難しかった。歴史への興味が薄めな身としては話を頭に入れ込むのが難しい。たしかに「持つ」ことばかりに意識を持っていかれてるなと自覚できた。ただ分析に特化した本なので「ある」を実践する具体的な方法等はあまり書いていない。他の本で補って、また時が経って戻ってきたらいいなと思う本だ...
いやあ難しかった。歴史への興味が薄めな身としては話を頭に入れ込むのが難しい。たしかに「持つ」ことばかりに意識を持っていかれてるなと自覚できた。ただ分析に特化した本なので「ある」を実践する具体的な方法等はあまり書いていない。他の本で補って、また時が経って戻ってきたらいいなと思う本だった。
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「消費することの特質は多義的である。すなわちそれはまず不安を除いてくれる。というのは、持っているものを奪われることがありえないからである。しかし、それはまたより多く消費することをも要求する。というのは先の消費はすぐにその欲求充足的性格を失うからである。」 要は、持てば持つほど豊...
「消費することの特質は多義的である。すなわちそれはまず不安を除いてくれる。というのは、持っているものを奪われることがありえないからである。しかし、それはまたより多く消費することをも要求する。というのは先の消費はすぐにその欲求充足的性格を失うからである。」 要は、持てば持つほど豊かになるのでは無く渇望が悪化するばかり。消費も感覚が麻痺して加速する。 再読したけれど、自分への啓蒙として常に持っておきたい本。一生物。
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