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うるはしみにくしあなたのともだち
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うるはしみにくしあなたのともだち

澤村伊智(著者)

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うるはしみにくしあなたのともだち

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2020/08/19
JAN 9784575243123

うるはしみにくしあなたのともだち

¥550

商品レビュー

3.7

63件のお客様レビュー

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2026/04/07

ただ気持ち悪くてドキドキして読み進めてしまう感じかと思ったが、最後には何人もの人間が成長していた。 悲しい中でもその成長は清々しく読後感はとても良かった。 小谷先生も九条桂も本当によく頑張ったと思うし、足立先生の登場シーンには何故かいつも少しホッとした。 おデブの椛島希美もいい子...

ただ気持ち悪くてドキドキして読み進めてしまう感じかと思ったが、最後には何人もの人間が成長していた。 悲しい中でもその成長は清々しく読後感はとても良かった。 小谷先生も九条桂も本当によく頑張ったと思うし、足立先生の登場シーンには何故かいつも少しホッとした。 おデブの椛島希美もいい子だなぁ。 人の美醜の位置付けはどこに属しているかで変わってしまう。幻覚のような儚いもの

Posted by ブクログ

2026/04/02

「可愛いは正義?」――じゃあ、醜さは何になるの? やりたいことが山ほどある現代で、読書に時間を割くなら「ハズレを引かない」というのは重要な条件だ。
その点で澤村伊智作品は、もはや安定資産。 本作の核にあるのは「外見至上主義(ルッキズム)」。
 中高生特有の価値観――足が速い、...

「可愛いは正義?」――じゃあ、醜さは何になるの? やりたいことが山ほどある現代で、読書に時間を割くなら「ハズレを引かない」というのは重要な条件だ。
その点で澤村伊智作品は、もはや安定資産。 本作の核にあるのは「外見至上主義(ルッキズム)」。
 中高生特有の価値観――足が速い、運動ができる、なぜかそれだけで一目置かれるあの空気。
 あれの“顔面バージョン”とでも言うべき構造が、容赦なく描かれている。 「可愛いは正義」なんて軽口があるけれど、あれは冗談半分の真理だ。 どれだけ内面の大切さを説こうと、見た目がいい方が得をする場面は確実に存在する。 そのどうしようもない現実の矛盾が、「おまじない」という呪いとして具現化する。
この落とし込みが実にうまい。 しかも厄介なのは、呪いの発端が驚くほど些細なことだという点だ。 
思春期特有の嫉妬や劣等感――本人にとっては重大でも、外から見れば取るに足らない理由。
だが、その“軽さ”で他人の顔を壊し、自殺に追い込むほどの呪いが発動する。
この落差には、なかなかぞっとさせられる。 一方で気になったのは、リアリティの方向性。
正直なところ、適齢期の男女がいる環境でここまで“恋愛のドロドロ”が排除されているのは少し不自然に感じた。 
誰が誰を好きか、付き合っただの裏切っただの――そういう要素が絡めば、もっと醜く、もっと恐ろしい話になったはずだ。 
結果として、やや女子校的な閉じた空気に見えてしまったのは惜しい。 呪いの起点となるのは、昭和64年に創刊されたローティーン向け雑誌という設定。 
「ピチレモン」や「ポップティーン」のような、あの頃の雑誌を思い浮かべながら読むと妙に生々しい。
このノスタルジーの使い方も効いている。 全体としては、テーマの切り取り方とホラーとしての見せ方が安定している一冊。
安心して読めるぶん、あと一歩“えぐさ”に振り切ってもよかったかもしれない。
とはいえ、しっかり面白い。

Posted by ブクログ

2026/02/16

人の顔を変えてしまうおまじないを巡るホラー・ミステリ。顔の美醜に悩む人達や、女の顔を嗤う人達。いつ、自分の顔を変えられてしまうのかという怖さと誰が犯人なんだとゾワゾワしながらも悲しい余韻もありました。

Posted by ブクログ