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こぐまねこ軒 自分を人間だと思っているレッサーパンダの料理店 ファン文庫
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こぐまねこ軒 自分を人間だと思っているレッサーパンダの料理店 ファン文庫

鳩見すた(著者)

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こぐまねこ軒 自分を人間だと思っているレッサーパンダの料理店 ファン文庫

定価 ¥748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 マイナビ出版
発売年月日 2020/08/20
JAN 9784839973094

こぐまねこ軒

¥220

商品レビュー

4

10件のお客様レビュー

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2024/05/13

“自分を人間だと思っているレッサーパンダ”というフレーズと、ラブリーな表紙にハートを鷲掴みにされて手に取った本書。 高尾山のふもと付近にある〈西洋料理店 小熊猫軒〉。 こちらの料理人・レッサーパンダ(!)のコタローさんが作る料理を食べるとお腹も心も満たされて、つい素直になってし...

“自分を人間だと思っているレッサーパンダ”というフレーズと、ラブリーな表紙にハートを鷲掴みにされて手に取った本書。 高尾山のふもと付近にある〈西洋料理店 小熊猫軒〉。 こちらの料理人・レッサーパンダ(!)のコタローさんが作る料理を食べるとお腹も心も満たされて、つい素直になってしまうようで・・・次々と数珠つなぎのように人と人が繋がっていく連作七話の構成となっております。 読み始めは高校生のやり取りがラノベテイストということもあって、あまり期待はしていなかったのですが、コタローさんの可愛らしい姿と、その小さな手で一生懸命に作る美味しそうな料理にすっか癒されてしまった私。 正直、二葉ちゃんの面倒くさいメンタルや、オタク女子・いつかさんの重症すぎるオタ脳には辟易するものがありましたが、コタローさんの愛くるしさが、そういった人間キャラによるモヤモヤを払拭してくれちゃいます。 えっと、ここで注意事項です!“レッサーパンダが料理をするとか非現実的&その他もろもろ無理があるんだが・・云々・・”といった野暮なツッコミは禁止!ということでお願いしますよ~。 (“ぐりとぐら”もカステラ作ってますよね。その視点でヨロでやんす) さて、そんな可愛すぎるコタローさんが何故お店を続けているのか・・それは“ある人”をずっと待っているから。 そう、この話は“モフモフ癒され”だけではなくて、すごーく切ない背景があった訳で・・。 第六話で語られる、一人(匹)ぼっちだった“コッチ”が“センセイ”と出会って“コタロー”になる経緯の話は読みながらウルウルしちゃいました。 そしてセンセイの抱える哀しい事情を踏まえての、コタローさんの健気な姿に胸がギューっとなっていたところに、第七話の後半のくだり(P305ラストの行~)で、コタローさんがカウンターを飛び越えて私の涙腺スイッチにズドーンと突進してきたので、またもやボロ泣き。 ・・・コタローはニンゲンになってから、毎日が本当に幸せ。 でも、変わったのはそれだけじゃない。 コタローはセンセイとすごすようになって、初めて気が付いた。 いままでずっと、自分がさびしかったことに・・・ わーん( ノД`) お願いだから、もうこの子を一人(匹)ぼっちにしないで~・・。 と、コタローさんがずっと幸せに料理を続けられることを祈らずにはいられません。 〈小熊猫軒〉が今後どうなるのか・・・続編の『おかわり』も出ているようなので、是非読みたいと思います~!

Posted by ブクログ

2024/03/29

ホストの人がゲストを招き、波状のように広がっていくのが面白かったです。 コタローさんの作る料理が美味しそうで、食べたくなりました。ほっこりする作品でした。

Posted by ブクログ

2023/01/20

☆4 自分を人間だと思っているレッサーパンダ(コタローさん)の料理店『小熊猫軒』が舞台。 人と人を料理でつなぐ、癒しの連作短編集。 コタローさんが作ってくれる美味しそうなお料理にお腹も心も満たされました❁⃘*.゚

Posted by ブクログ

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