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アンマーとぼくら 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2020/08/12 |
JAN | 9784065206393 |
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商品レビュー
3.8
162件のお客様レビュー
有川さんの本は図書館戦争に始まり、自衛隊三部作など夢中になって読んだ時期がありました。それからかなり間があいて久々に手に取りましたが、やっぱり有川さんの作品は好きです。 主人公のりょうちゃんとお父さん、そして新しいお母さんの晴子さん。物語は大人になったりょうちゃんが沖縄に3日間...
有川さんの本は図書館戦争に始まり、自衛隊三部作など夢中になって読んだ時期がありました。それからかなり間があいて久々に手に取りましたが、やっぱり有川さんの作品は好きです。 主人公のりょうちゃんとお父さん、そして新しいお母さんの晴子さん。物語は大人になったりょうちゃんが沖縄に3日間帰省してお母さんと思い出の場所を巡るのですが、不思議な感覚にとらわれるりょうちゃん。父親が亡くなる場面を振り返り思わず読んでる私もウルウル。そして3日目が終わろうとした所で場面が変わり…。泣けました(TT) 最初は子供みたいな父親に呆れてしまいましたが、晴子さんの優しさにりょうちゃんも救われ、実母への思いもありながら、少しずつ晴子さんをお母さんと認めるけなげな姿にも心打たれました。お友達の金ちゃんも良かった。 何が起きたのかはわからないけれど、晴子さんに親孝行出来たのは本当に良かったです。 そして本書を読んだら一度行ったことのある沖縄をまた訪れたくなりました。私もあの景色を見たい!そして色々と感じたい!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
両親に会いたくなる。できれば元気なうちに。実家出禁を理由にずいぶん会っていないけどきっと後悔することになることはわかっている。両親の不機嫌な顔や声はオイラにはキツいダメージだから、こちらも接触を避けている。 リョウはオイラと違って大人で親思いだ。だからこそ、こんな素敵なご褒美があったんだと思う。親不孝のオイラにはこんなご褒美が来ることはない。葬式で泣き崩れるくらいなら「帰れ!」と言われることは覚悟の上で帰郷するべきだな。カツや晴子のように両親もオイラを愛してくれた。オイラもその気持ちを二人に伝えないと、って感じた。
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大人になった今だからこそ気づける事が沢山あって、もっと家族を大事にしようって改めて思えた。それにしても沖縄行きたい。
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