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びんにいれたおほしさま
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 主婦の友社 |
発売年月日 | 2020/07/27 |
JAN | 9784074435425 |
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びんにいれたおほしさま
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商品レビュー
3.7
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いい姉弟だなぁ…。弟が見つけてくる色々なものを、楽しんでいるお姉ちゃん。ある日、見つけて大事にしていた「たからもの」の正体が判明! 星の迷子でした! 瓶の中でしょげた様子がいじらしいですね。夜空に合図を送る二人のアイディア、そして、宝物は新しいお友だちになったというラストが素敵です。
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サム・ヘイの物語(初邦訳)と、サラ・マッシーニの絵に、福本友美子さん訳の本書(2020年)は、黄色い見返しや、表紙の絵とタイトルから、おほしさまが主役の話かと思いきや、私には姉弟関係の素晴らしさを描いた物語に感じられたのが、本書ならではの個性を表しているようで、印象的だった。 ...
サム・ヘイの物語(初邦訳)と、サラ・マッシーニの絵に、福本友美子さん訳の本書(2020年)は、黄色い見返しや、表紙の絵とタイトルから、おほしさまが主役の話かと思いきや、私には姉弟関係の素晴らしさを描いた物語に感じられたのが、本書ならではの個性を表しているようで、印象的だった。 そのシンプルな親しみやすさに加えて、勢いよく描いた部分と丁寧に描いた部分の対照性も爽やかな、独特な視点の構図が楽しいマッシーニの絵だが、絵全体に感じられる優しい雰囲気が、何とも心地好く、読み手を自然と物語の世界へ誘ってくれる。 物語は、何かいいものを見つけてくるのが得意な弟が、ある日、公園の砂場で見つけたのが、なんと小さいながらも、キラキラと輝く「おほしさま」で、こんなすごいもの、きっと誰かの落とし物だよと、姉と一緒にその持ち主を探し続けるが、結局、該当者はいなかったので、大事な新しい宝物として常に瓶に入れて、どこでも一緒に持ち歩くようになる。 しかし、夜になると、おほしさまは仄かに光りだし、その様子がどこか悲しそうに感じられたのが、気になる弟だったが、夜空を見上げたときに、その理由は判明することとなり・・・。 いわゆる、かぐや姫のようなイメージと書くと、想像が付きやすいかもしれないが、それだけでは終わらないのが本書の読み所であり、そのクライマックスの場面の、どこか天の川を思わせる幻想的な青い河が渦巻き流れる中を、どこまでも連なって舞い降りてくる絵の美しさとは対照的に、どこか寂しそうな弟の表情が、その光に反する悲しさをより高めているようで、胸に迫るものがあったが、更にそこから意外な終わり方を見せる展開には、寒色系の色で描かれた姉弟の寝室が、こんなにも温かい印象へと変わってしまうのかといった、その弟にとって、そのメッセージの力が、如何に大切でかけがえのないものであるのか痛いほどよく分かり、幸せな終わり方となるのだが、これを陰から支えているのが、実は姉なのである。 それは、姉自身の主観による、とても誇らしげに弟のことを書いている文章からも感じられ、その弟の様子をこと細かく書くことが出来るということは、それだけ普段から弟のことが気がかりで、絶えず目を離さずに見ていることの証明となり、更に、それは木のてっぺんに登るとき、さり気なく背中を支えていたり、素敵なアイデアを教えてあげたり、クライマックスのあの場面では、一緒に座りながら弟の背中に手を回していたりと、その数々の絵に於いて、弟を思いやる何気ない姉のちょっとした仕種に、却って、弟への大きな愛を感じさせられて、そんな大きな温かい眼差しで見つめられているから、弟は安心して、伸び伸びと振る舞えるのだろうなと感じると、ある種の理想的姉弟関係を描いた絵本として、本書は、とても素晴らしいのだと思う。
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〝私の弟は、いつも何か、いいものを見つけてくる。ある日、弟が “すごいもの” を見つけたきた...夜になると、瓶に入れた小さな宝物は、ボウッと光ってきた。でも、何だか悲しそう...その時、夜空を見上げていた弟が「なにか書いてある!」...“まいごです ちいさな星がひとつ”......
〝私の弟は、いつも何か、いいものを見つけてくる。ある日、弟が “すごいもの” を見つけたきた...夜になると、瓶に入れた小さな宝物は、ボウッと光ってきた。でも、何だか悲しそう...その時、夜空を見上げていた弟が「なにか書いてある!」...“まいごです ちいさな星がひとつ”...「ここにいるよ!」って、弟は空に向かって叫んだ! 「何とかして、この子をおうちに帰してあげなくちゃ!」・・・〟夜空に輝く星たちとの交流を描いた、ジェファ-ズの『心をビンにとじこめて』と並ぶ、心あたたまる読み聞かせ絵本。
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