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倫理学入門 アリストテレスから生殖技術、AIまで 中公新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2020/07/21 |
| JAN | 9784121025982 |

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商品レビュー
3.7
16件のお客様レビュー
内容としては入門書として学びを深めることのできるものだった。 しかし、政治に関係する部分では、概念を適当に扱いすぎている。民主主義という概念をいいかげんな文脈で使っているから、その理解ができない。完全義務と不完全義務の定義づけが定説と異なっている。この本は、大学の授業の内容をま...
内容としては入門書として学びを深めることのできるものだった。 しかし、政治に関係する部分では、概念を適当に扱いすぎている。民主主義という概念をいいかげんな文脈で使っているから、その理解ができない。完全義務と不完全義務の定義づけが定説と異なっている。この本は、大学の授業の内容をまとめたものらしいが、著者はいい加減な知識を大学で教えているのだろうか。
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アリストテレスから生殖技術、AIまで、という副題の通り、紀元前の哲学者の話から現代の科学技術の倫理的な話が書かれています。 かなり、丁寧に説明された本でした。 最後に、異星人と世界の首脳らの会談の説話は、星新一のショートショートを彷彿とするもので、とても面白かったです。
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思い返せばコロナ禍が始まったあたりから、なんとなく内省する時間も増え、内省の質自体が変わってきたような気がする。果たしてそれがコロナ禍という時代によるものなのか、40代も後半に入ったという個人的な状況のせいなのかは不明だけど。 変化した内省の質、何がどう変化したかというと、「あ...
思い返せばコロナ禍が始まったあたりから、なんとなく内省する時間も増え、内省の質自体が変わってきたような気がする。果たしてそれがコロナ禍という時代によるものなのか、40代も後半に入ったという個人的な状況のせいなのかは不明だけど。 変化した内省の質、何がどう変化したかというと、「あの時の自分の行動に対する内省」ではなく「自分にとって善い行いとは」みたいな抽象度の高い問いをぐるぐる考える時間が増えた。 そこで目に入ったこちらの新書、「倫理学入門」 入門って書いてあるし、そもそも道徳と倫理の違いとかもよくわかってないし、いっちょ読んでみるか!と手に取った。 端的に感想を言うなら、 めっちゃ難しい…。 特に第二章の倫理理論はほとんどわからなかった。そして、この倫理理論をもとに三章以降も続いていくので、文字を目で追うのに精一杯で、私にとってはかなりちんぷんかんぷんだった。 ところが、通常なら分からない文章を読むのは辛いはずだが、この本はところどころに面白いワードやエピソードが潜んでおり、倫理学の全体像は掴めないし、頁によっては目が滑る文章にも関わらず気がつけば通読してしまっていた。 資本主義における倫理観、生殖技術や安楽死について、AI搭載ロボット兵士、はたまた未来世代への責任…などなど、現在進行形の社会問題をリアルな事象、思考実験、両端から紐解いていく内容はスリリングで、考えるそばから問いに対するじぶんなりの答えが瓦解していく。 そして第六章、倫理的な観点はどこからくるのかを読みながら、葬送のフリーレンに出てくる「勇者ヒンメルならそうする」という言葉を思い出した。 矛盾するが、ちんぷんかんぷんだった第三章以降が私にとってべらぼうに面白く興味深くて最高だった。 これを読んで、抽象的な問いに対するぐるぐるが整えられたとか答えが見えたとか、理解が捗ったとかは全くない。 むしろ余計に混乱している。 でもこれ、もう一度読み返して自分の中で考えを発酵させたい。 もしかしたらぐるぐる考える時間も悪くないのでは?と思わせてくれる良い読書になった。
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