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ヘルドッグス 地獄の犬たち 角川文庫

深町秋生(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2020/07/16
JAN 9784041094105

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ヘルドッグス 地獄の犬たち

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商品レビュー

4.1

40件のお客様レビュー

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2024/02/07

ある警察官が顔を変え、刺青を入れて、関東最大の暴力団に潜入する。ただ潜入するだけでなく、えげつない殺人を繰り返して、幹部にのしあがっていく。確かに規格外の警察小説だった。550ページ、残虐なシーンも多かったが、面白かった。

Posted by ブクログ

2024/01/16

久し振りの本格派の極道物の作品。 主人公は関東最大のヤクザ組織の内部に潜り込んだ警察官、兼高。 映画「インファナルアフェア」を彷彿させる物語でとても面白い作品だった。 グロすぎる描写や悲痛が伝わってくる場面や状況が凄く多く、読んでいるだけなのに自分まで呻き声をあげそうになる。 ...

久し振りの本格派の極道物の作品。 主人公は関東最大のヤクザ組織の内部に潜り込んだ警察官、兼高。 映画「インファナルアフェア」を彷彿させる物語でとても面白い作品だった。 グロすぎる描写や悲痛が伝わってくる場面や状況が凄く多く、読んでいるだけなのに自分まで呻き声をあげそうになる。 途轍もない殺人や拷問が繰り広げられ、そのバイオレンスが凄すぎる。 この作品の凄い所は警察もヤクザも両方を外道として描いている所。どちらか一方からの作品は数多く読んできたが、両者が外道で非道な作品はあまりないのでは?と思う。それを圧倒的なバイオレンスで描ききっている。 主人公兼高のどの道も外道になっていくその過程もとても苦しくて奥深い。 正義がなんなのか?その正体も正義の形をしてない物ばかり。どの道も精神的には地獄への道。サブタイトルの「地獄の犬たち」ピッタリと当てはまる。 兼高が極道組織内の人情味溢れる結束力の方に惹かれていくのも分かる気がした。現に同じ潜入捜査官だった十朱が七代目会長になったのも頷ける。 兼高も十朱の道を歩むのだろうと思っていた。 だが彼は最終的に両者を敵に回すという人生の選択をとる。彼なりの後悔、反省、そして新たな正義が生まれたからだろうと推測。 凄く収まりのあるラストだと感じた。

Posted by ブクログ

2023/10/21

映画が先だったけど、原作のがかなーり濃くて良いね!坂口健太郎ってやっぱハマり役だったんだな。読み終わったあとのもやもや感とか悲しみは半端ないけど面白かった!

Posted by ブクログ

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