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ヘルドッグス 地獄の犬たち の商品レビュー

4.1

48件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    8

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2025/01/14

*東京のやくざ組織・東鞘会に所属する兼高昭吾は、弟分の室岡と沖縄に飛び、ターゲットの喜納修三を殺害した。その夜、一人になった兼高は激しく嘔吐する。実は兼高は警視庁組対部に所属する潜入捜査官だったのだ。後継者問題をめぐり、東鞘会では血で血を洗う抗争が続いており、喜納殺害はその一環だ...

*東京のやくざ組織・東鞘会に所属する兼高昭吾は、弟分の室岡と沖縄に飛び、ターゲットの喜納修三を殺害した。その夜、一人になった兼高は激しく嘔吐する。実は兼高は警視庁組対部に所属する潜入捜査官だったのだ。後継者問題をめぐり、東鞘会では血で血を洗う抗争が続いており、喜納殺害はその一環だった。兼高の最終任務は東鞘会会長である十朱の殺害。十朱は警視庁を揺るがす、ある“秘密”を握っていた。ボディガード役に抜擢された兼高は、身分が明かされた瞬間に死が迫る中、十朱への接近を図るが……* めちゃめちゃ面白かった! バオレンス度はかなりハードですが、ストーリー展開が文句なしに素晴らしく、登場人物それぞれの個性もとても豊かに描かれていて、物語にぐいぐい引き込まれました。 続編、早く読みたいです。

Posted byブクログ

2025/01/06

ストーリーの先が非常に気になる文書の為、あっという間に読破しました。 ただあらすじから想像できる通り、暴力表現がきついです。

Posted byブクログ

2025/01/03

元旦から激しいハードボイルド…。手に汗握り過ぎて怖くて最後まで読めるかドキドキ。想像を超えて怖過ぎた…。

Posted byブクログ

2024/12/29

なんとも激しい… グロい描写もあるけどハラハラしながら夢中になって読んでしまった。 暴力団の恐ろしさよ。

Posted byブクログ

2024/12/24

映画に比べて。 潜入捜査官としての出月の苦悩がよく描かれている。 あと、原作では阿内の存在感が強い。映画では兼高、室岡、十朱の3人にあえて焦点を集めていたんだと思う。

Posted byブクログ

2024/11/01

潜入捜査官の話、ですが、一筋縄ではいかない関係、潜入するために手を汚さないといけない。心のバランス含めて何が正義なのか考えさせられますね。

Posted byブクログ

2024/07/14

すごく面白かった。この本に出会えて良かった。 警察の人間がヤクザ組織に入ってなんやかんやする話だが、最初は極道となっても元は警察官なので一線は超えないかと思っていたら全くそんなことはなく、殺し屋として活躍する潜入捜査官の兼高を主人公とした物語。 兼高が組の人間に本当の身分がバレて...

すごく面白かった。この本に出会えて良かった。 警察の人間がヤクザ組織に入ってなんやかんやする話だが、最初は極道となっても元は警察官なので一線は超えないかと思っていたら全くそんなことはなく、殺し屋として活躍する潜入捜査官の兼高を主人公とした物語。 兼高が組の人間に本当の身分がバレてしまわないか、そもそも実はすでにバレているのではないか、このまま兼高は心まで極道になってしまうのではないかとか考えながら読まされていたので常に緊張感があった。物語自体も意外な展開の連続で全くだれることがなかった。

Posted byブクログ

2024/07/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最近、精神的な不安定さから読書から遠ざかってしまってる中で出会った一冊。ヤクザ物という刺激が強すぎて受け入れられないと思いきやあっという間に読み切った笑。 某漫画サイトでヘルドッグスの漫画版を何気なく読んだ。数話を読んでヤクザの残虐さを知った。タッチに迫力があり、面白くて圧倒された。待てば0円…続きが待てない笑。 さぞ人気のある有名な漫画なんだろうと検索すると、まず岡田准一・坂口健太郎の映画が表示された。あらすじを読んで、ヤクザの世界への潜入捜査と知る…漫画の数話読んだだけだと警察官というのはまだ明かされてなかった為、ストーリーに違和感を感じた。純粋なヤクザの話ではないのか?あれ、別の作品?残虐な殺しをするのが警察官のはずがない汗。 毎日待って0円でチマチマ漫画を読み進める。容赦なく、レンチで殴り殺す。全身に入った見事なまでの刺青。やはり警察官のはずがない。 しかし、さらに読み進めると殺しを終えた後に嘔吐する姿が描かれている。警察官である事、潜入捜査をしている理由…ストーリーが展開されるにつれてチマチマ待てない気持ちと原作があるなら深く読んでみたい思い。漫画で先を知ってしまうのがもったいない衝動に駆られ、原作を読み始めた。 序盤から終盤まで全く気が抜けない展開。兼高と室岡のコンビは殺しは残酷であるが、2人の掛け合いは信頼している兄弟そのもの。室岡は無邪気で空気が読めないから十朱会長の前でも周りが肝を冷やす事ばかり言う笑。憎めないキャラ。 極道の方が人情があって、上の為に盾となり命を落とす。十朱が寝返ったように兼高の心が揺れ動くのは分かる気がする。 続編が2冊あり、読み切ったと同時に迷わず購入したが届くのがやっぱり待てない笑。待つくらいならネットで買わなきゃよかった…後悔。

Posted byブクログ

2024/02/07

ある警察官が顔を変え、刺青を入れて、関東最大の暴力団に潜入する。ただ潜入するだけでなく、えげつない殺人を繰り返して、幹部にのしあがっていく。確かに規格外の警察小説だった。550ページ、残虐なシーンも多かったが、面白かった。

Posted byブクログ

2024/01/16

久し振りの本格派の極道物の作品。 主人公は関東最大のヤクザ組織の内部に潜り込んだ警察官、兼高。 映画「インファナルアフェア」を彷彿させる物語でとても面白い作品だった。 グロすぎる描写や悲痛が伝わってくる場面や状況が凄く多く、読んでいるだけなのに自分まで呻き声をあげそうになる。 ...

久し振りの本格派の極道物の作品。 主人公は関東最大のヤクザ組織の内部に潜り込んだ警察官、兼高。 映画「インファナルアフェア」を彷彿させる物語でとても面白い作品だった。 グロすぎる描写や悲痛が伝わってくる場面や状況が凄く多く、読んでいるだけなのに自分まで呻き声をあげそうになる。 途轍もない殺人や拷問が繰り広げられ、そのバイオレンスが凄すぎる。 この作品の凄い所は警察もヤクザも両方を外道として描いている所。どちらか一方からの作品は数多く読んできたが、両者が外道で非道な作品はあまりないのでは?と思う。それを圧倒的なバイオレンスで描ききっている。 主人公兼高のどの道も外道になっていくその過程もとても苦しくて奥深い。 正義がなんなのか?その正体も正義の形をしてない物ばかり。どの道も精神的には地獄への道。サブタイトルの「地獄の犬たち」ピッタリと当てはまる。 兼高が極道組織内の人情味溢れる結束力の方に惹かれていくのも分かる気がした。現に同じ潜入捜査官だった十朱が七代目会長になったのも頷ける。 兼高も十朱の道を歩むのだろうと思っていた。 だが彼は最終的に両者を敵に回すという人生の選択をとる。彼なりの後悔、反省、そして新たな正義が生まれたからだろうと推測。 凄く収まりのあるラストだと感じた。

Posted byブクログ